マネバナナ

アーリーリタイアを夢見るアラフォーママが好きなことを好きなように書いています

2歳の娘がPCR検査を受けました。

 

 

日曜日から鼻水垂れ子の2歳娘、火曜日にPCR検査を受けました。親としては季節の変わり目によくある風邪という認識だったのですが、このご時世、周りもそう思ってくれるわけではなく…。とある場所から「PCR検査を受けて下さい。」と言われてしまいました。相手の事情を考えれば仕方ないこととはいえ、結構ショックな出来事でした。

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目次

 

娘の風邪症状と経緯

娘は日曜日から鼻水が出始めました。原因は恐らく寝る時の服装。最近では関東も朝晩(特に朝)は涼しくなってきており、子どもに何を着せて寝かせるか夜迷うんですよね。夜は暑いと思って半袖のシャツを着せて寝かせると、朝は涼しかったり。先週もそんな感じで半袖を着せて寝かせたら朝は意外と冷え込み、なのに娘は何もかけずに寝ていました。娘を見ると寒かったのか腕に鳥肌。あわてて毛布をかけたのですが、手遅れだったのでしょう。日曜日には鼻水垂れ子になりました。

幸い祝日にもかかわらず、小児科があいていたので月曜日に連れて行きました。熱はなく、医師からは風邪と診断されて薬を処方されました。

病院から帰宅後、お昼ご飯を食べて薬を飲んでお昼寝。お昼寝明けに体が少し熱かったので体温を計ったところ、37.8℃でした。その後、それ以上熱が上がることはなく徐々に下がり、火曜日には36℃台へ戻りました。ただ、鼻水がひどかったので保育園はお休みしました。

 

私が通院している産婦人科から娘がPCR検査を受けるよう指示

火曜日、私は妊婦検診の予約を入れていたので、病院へキャンセルの連絡をしました。その際に「娘が風邪を引いたので」と理由を伝えたところ、娘の症状を聞かれ、なんと「お子さんが小児科でPCR検査を受けて陰性が確認できないと、次回の妊婦検診の予約は受け付けできません。」と言われてしまいました。

予想外の言葉に一瞬固まりつつも、通っている産婦人科に小児科があるので、「では、そちらの小児科でPCR検査を受ければよいということですか?」と聞くと、「いえ、かかりつけの小児科に行ってください。」との返答。「うちの子、お宅で生まれたんだけどな。予防接種も全部お宅で受けたんだけどな。」ともやりつつ、「わかりました。」と言って電話をきりました。ここからが大変でした。

 

 

 

市の情報はあてにならない

そもそも子どもってなかなかPCR検査を受けさせてもらえないんですよね。ましてや2歳児。保育園でクラスターが起きたわけでもなく、風邪を引いたから念のため個人でPCR検査を受けるとなると本当に大変。

産婦人科との電話を終えて、すぐにスマホで市が出している情報を確認。2歳児がPCR検査を受けられる病院を検索しました。幸いにもお世話になっている小児科でPCR検査を行っていると書かれていたので電話をかけてみると、「当院ではPCR検査はやっていません。ドライブスルー検査の紹介状なら出せるんですけど。耳鼻科さんでPCR検査をやっているみたいなので、連絡してみたらどうですか?」との返答。仕方なく他をあたることに。娘がお世話になっている耳鼻科でもPCR検査が可能となっていたので連絡。しかし、ネット上では「小児受入可」となっているにもかかわらず「2歳のPCR検査はできません。小児科をあたってください。」との返答。「その小児科に断られたんだよ。」と思いつつ、切電。さらにさらにネットで情報を調べていると、娘が通う保育園で定期健診の時に往診して下さる小児科がPCR検査可能となっているのを発見。電話をしてみると、なんと返ってきた言葉は「うちは抗原検査しかやっていないんです。」との返答。

市の情報は全くあてにならない!

(市役所にお勤めの方すみません…。)

夫に相談すると、職場へ向かう電車の乗り継ぎの合間に市役所に電話をして問い合わせてくれたようですが、市役所の人も全く情報を把握していなかったそうです。途方に暮れる私…。

仕方なくもう一度、市が出している情報をもとに我が家の近くでPCR検査を受けられるところを探していると、我が家から5分程度のところにある内科でPCR検査を受けられることに気づきました。今までみたいに2歳児というだけで瞬殺で断られないように話す順番を整理していざ電話!なかば泣きつくような形で「娘がPCR検査を受けて陰性の確認が取れないと、私が妊婦検診を受けられないんです~!!!」と電話を出た方に訴えるとしばし保留に。どうやら院長に掛け合ってくれたようで、無事に娘のPCR検査を受けられることになりました。

 

2歳娘、いざPCR検査!!

PCR検査といえば、インフルエンザの時のように長い綿棒のようなものを鼻に入れてグリグリするか、唾液検査です。2歳児には唾液検査は難しいうえ、PCR検査の予約を取れた病院は鼻からの検査オンリーでした。娘は7月にRSウイルスにかかり、鼻をグリグリされる検査はトラウマになっています。7月以降、病院に行くたびに、診察室に入るなり「鼻はグリグリしない!!」と医師に牽制するほどです。

この日向かった病院は初めて行く病院。特に病院へ行くとも伝えていなかったのですが、医師や看護師の服装を見て娘はピン!と来たんでしょうね。医師や看護師が現れるたびに「鼻はグリグリしない!」と発していました。それはそれはしつこく発していたので、看護師や医師に「〇〇ちゃんは、前にもPCR検査を受けたことがあるんですか?」とか、「お母さん、今日の検査は鼻からだけど大丈夫?」と何度も聞かれるほど。笑 結果、娘の願いは届かずお鼻グリグリでの検査となりました。娘、大号泣!!しばらくは病院へ行くことも拒否されそうです…。

 

 

 

PCR検査の結果

「等温核酸増幅法」とやらで検査してくれたらしく、検査後20~30分くらいで結果が出ました。結果が出るまでに1~2日かかると思っていたのでびっくり。結果はもちろん陰性でした。陰性だろうと思っていましたが、検査をするとなるとやっぱり不安になるもの。きちんと「陰性」と結果が出て、安心しました。

 

気になる検査料

PCR検査を受けるにあたって心配だったのが検査料。風邪症状があるとはいえ、コロナの疑いは低い。果たしていくらかかるのか?全額自己負担か?と思っていましたが、なんと我が家の場合は無料でした。我が家が住んでいる市は中学校卒業まで子どもの医療費(保険適用分のみ)が無料となっており、今回の検査は医師が保険適用にしてくれたようです。もしかしたら、私が通っている産婦人科からの指示だから保険が適用されたのかもしれません。

 

娘に感謝

まさか2歳の娘がPCR検査を受ける日が来るとは…。しかも、娘の大嫌いな「お鼻グリグリ検査」。私が代わりに検査を受けるのではだめなのか?とも思いましたが、私は風邪症状0だし、コロナの濃厚接触者と認定されているわけでもない。PCR検査の後、大泣きする娘に心から感謝しました。お腹の子にも、「お姉ちゃん頑張ってくれたよ。」と報告。

この一件で私はやりきった感が強く、娘が陰性だったことを産婦人科に連絡するのも億劫でしたが、娘の頑張りを無駄にしてはいけないと、なんとか産婦人科に連絡しました。

(私の性格上、私一人の問題だったら、もう通院辞めてたかも…。娘とお腹の子の存在に助けられました。)

無事、妊婦検診を受ける了承を得られました。

コロナ禍で妊娠中の方、ご自身はもちろんですが、ご家族の体調管理にも十分ご注意ください。そんなこと言ったって、大人も子どもも風邪を引くときは引くんですけどね。

心の底から願う、早くコロナいなくなって…。

 

 

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