昨夜も娘を怒ってしまいました。もう怒るのはやめようって決めたのに、やっぱり一週間ともたない。
昨夜は夫が夜勤明け。帰りに病院へ行ったために帰宅が16時になり、夕飯を食べるなり寝てしまいました。
娘は夕飯にほとんど手をつけず、食べたのは納豆と少しのご飯だけ。もう少し頑張るように言ったけど拒否。食べないのはいつものことだからとこちらも諦め。
夕食後、絵本を読んでと言われたので読んだけど、娘は息子のことが気になりあまり聞いておらず。こちらは片付けしたいのを我慢しているのに…と思いつつもなんとか心を落ち着ける。
その後、娘&息子とお風呂に入ろうと思ったけど娘は拒否。そのうえ、娘が絵本を投げていることにもイラッ。このままだと怒りが爆発しそうだったので、先に息子とお風呂に入ることに。後から娘も来るかと思ったけど結局来ず(いつもは来る)。夫はもう起きないだろうから絶望。
お風呂から出ると、娘がクローゼットからガーゼやらパンツやらエプロンやらトレーニングパンツやらを出して遊んでいて、この光景に怒りスイッチON!
えっ…そんなことで?って、思いましたよね。すみません…。私はちょっと潔癖。一度引き出しから出したら、洗わないと気がすまない性格です。食器とかもそう。だけど洗濯は基本夫の担当で、洗濯物を増やすと小言を言われるのは私。そのため怒りスイッチが入ってしまいました。
今思えば、そんなに怒ることではなかったと思います。クローゼットから出したものは、娘の空想の世界に必要なものだったのだと思います。実際、お風呂から出た瞬間に娘は悪びれる様子もなく、「ばばばあちゃんのうんちゃらかんちゃら~(覚えていない)」って言っていたので。私が怒ったことで、また娘の空想の世界も自由に遊ぶ想像力も壊してしまいました。そう考えるととんでもないことをしたと自分でも思うんです。でも怒りを抑えられない…。
怒りスイッチが入るパターンは自分でもわかってきています。
①「いや!」を連発されたとき
この日は帰宅後の手洗い拒否、夕食時に遊んでいてなかなか席に着かない&夕飯残し、お風呂拒否など。
②時間に追われているとき
娘はとってもマイペース。何度言っても身支度を拒否し、そのうえ家を出る前に絵本を読んで欲しいと言って聞かず、家を出る2時間半前に起こしていても家を出るのは結局ギリギリ…。
夜の寝る準備も遊びに夢中で拒否。こちらが早く寝かせられるようにどんなに努力しても頑張って9時。普通で9時半。ひどいと10時。さんざん好き勝手やった結果、寝るのが遅くなって眠くなるとぐずぐすがプラスされてさらに遅くなったりも…。(最近このパターンが入ってきてイラッ!)
③家事を増やされたとき
今回のようにクローゼットからタオルなどを出された時など。
③だけで怒ることはないけれど、その前に①②で私のイライラがたまっているとダメ。
娘は3歳、4歳と自我がとても強くなってきています。前は「こっちとこっちならどっちがいい?」と選択肢を与えたりすればなんとかなったけど、最近は「どっちもいや!」「これじゃなきゃいや!」といった感じで妥協なし。そうやって自分の要求は意地でも通すくせに、こちらの要求は遊び優先で一切無視。
性格もちょっと神経質なところがあり、毛布などがきれいに広がっていないと嫌がったり、画用紙も端が少し切れただけで嫌がったり。
1ヶ月から2週間くらい前、娘を怒る回数が増えていました。ある日、寝る前に娘を怒りに任せてものすごく怒ってしまったことがあり、このままではいけないと痛感。アンガーマネジメントの勉強をしようかと思ったけど、そもそも怒りをぶつけて良い対象だと娘を認識していることがいけないのでは…と思いました。自分も4歳の頃は娘と同じだったとわかれば娘の行動も愛おしく思えるのではと考え、タイムマシンで過去に戻って自分が4歳の時はどんなだったのか、親はどんな風に私に接していたのかを見てみたいと心から願うほどに病んでいました(今も時々思う)。さすがにその願いは叶わず…。
母に聞いても「うちの子たちは大人しかった」と言われるだけなので参考にならず。母の中で美化されているだけな気もするし。
育児書通りにはいかないことをここ2年ほどで痛感し、最近は育児書から遠ざかっていましたが、藁をもつかむ思いで佐々木正美先生の本を2冊購入しました。以前読んだ佐々木先生の本がとても良かったので。
「子どもの要求にはなんでも応えてやる。過干渉は子どもにとって良くないけれど、過保護は問題ない。」
「叱れば叱るほど、子どもは叱られる子になる。」
「反抗は喜ぶべきもの」
「しっかり自立する子の方が自立は遅い」
グサグサ刺さる佐々木先生の言葉。
「怒りに任せて叱るのはやめよう」そう思ったけれど、やっぱり続かない。
娘が最近、私の機嫌が悪いのを察知するようになって、自分の要求を飲み込むようになってきた気がします。というか、実際そういうことがあります。4歳児に顔色をうかがわせるなんて…。このままではいけない。そう思うけれど…。子育ては難しい。それ以上に、自分を変えるのって難しい。
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