9月15日のブログで、「お金が欲しいのに入ってこない!」「お金を貯めたいのに出ていく一方。」という人は、お金に対してネガティブな感情を持っているのではないか?
ということを書きました。
まずは「お金を受け取る心の準備が必要」という心理的な部分の話です。
詳しくは下記参照↓
貯蓄ができればお金の悩みはすべて解決?
お金を受け取る心の準備ができたら、もう1つ知っておくべきことがあります。
それは、お金には7つの教養があるということ。
私にはネットサーフィンが止まらなくなってしまうという、本当に治したい悪い癖があるのですが、特にどのような記事を見ているかというと、ご想像通りお金に関する記事です…。
よくある、匿名でFPに相談して、「現状と改善策がわかって不安がとれました!」的なものです。(かなりざっくりした説明ですけど伝わりますか?)
例えば、今日見た例を1つ。
都内の湾岸地域に6,000万のマンションを頭金をほとんど入れずに購入。
夫の収入700万、妻の収入500万あるので返済には困らないと思っていた。
ところが妻が妊娠して仕事を辞めたいと言い出した。
もともと人間関係がよくない会社で、以前から辞めたいと思っていたけど、マンションを買えなくなるので妻は夫に黙っていた。
でも、子供ができたのでしばらく子育てに専念したいと言い出して妻は退職。
これから住宅ローンの返済や日々の生活どうしよー!という夫からの相談。
ってなヤツです。
この手の相談内容を見ると、大体固定費を見直して支出を減らし、その分を貯蓄にまわしましょう的な解決策が多いです。
そもそも「貯蓄ができない!」っていう相談が多いので、当然と言ったら当然なのですが…。
一般的に多いお金の悩みは、「教育資金」「住宅資金」「老後資金」だと思います。
それに対して解決策は「いつも貯蓄を増やすこと」になりがちです。
今までは私もその通りだと思っていました。
でも7つのお金の教養を知ってからは、考え方が変わりました。
7つのお金の教養
①考え方
②貯め方
③使い方
④稼ぎ方
⑤増やし方
⑥維持管理
⑦社会還元
私はこれを、ファイナンシャルアカデミーのお金の教養スクールで1つ1つ丁寧に学びました。
それぞれの詳しい内容は省きますが、お金の悩みから解放されたかったら、②貯め方だけ知っていてもだめってことです。
だって、もうこれ以上支出を削れない人のお金の悩みを解決しようと思ったら、④稼ぎ方を見直すしかないと思いませんか?
貯蓄はしっかりできているのにお金の不安から解放されない人がいれば、幸せな③お金の使い方ができていないかもしれないし、⑤お金の増やし方、⑥維持管理、⑦社会還元を知ることで解決するかもしれない。
要はどれか1つが完璧でもだめで、⑦つのバランスが大切ってことです。
私は生活保護に関する記事を見ると、いつも、生活保護を受けるにはファイナンシャルアカデミーのお金の教養スクールの受講を必須にすればいいのにって思います。
病気で働けなくて、仕方なく生活保護を受給している人もたくさんいるでしょう。
でも、そうじゃない人もいますよね。
生活できないからお金をあげて助ける。
それも間違いではないかもしれないけど、生活保護受給者の自立を助けるための制度ならば、お金で助けるだけでなく、自立のための知識を提供することで支援することも必要なのではないかと思うのです。
ちなみに厚生労働省のホームぺージには以下のように書いてあります。
資産や能力等すべてを活用してもなお生活に困窮する方に対し、困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障し、その自立を助長する制度です。(支給される保護費は、地域や世帯の状況によって異なります。)
話がそれました。
ファイナンシャルアカデミーでは7つのお金の教養から、自分のお金の教養ステージを知る方法も提供しています。
お金の教養ステージは5段階に分かれています。
ステージ1:生活不安定型
ステージ2:環境依存型
ステージ3:堅実管理型
ステージ4:自己完成型
ステージ5:長期安定型
①~⑦のお金の教養に関する質問に答えることで、自分が上記のどのステージにいるのかを知ることができます。
お金の教養ステージは以下のページから調べられます。
www.f-academy.jp/page/forprint.pdf
もしくは、ファイナンシャルアカデミー代表の泉正人氏が書いた『お金原論』という本の中にもお金の教養ステージチェックリストが掲載されています。
ちなみに私は、ステージ3です。
早くステージ4へ、そしていずれはステージ5に行けるように日々奮闘中です。
お金の教養ステージチェックリストは自分のステージを調べて終わりではなく、7つのお金の教養で自分の足りない部分を把握し、バランスよくお金の教養を習得していくためのものです。その先にステージアップがあります。
私はファイナンシャルアカデミーでお金の教養を勉強して、お金だけでなく、人生や仕事に対する考え方も変わりました。
今までのお金に対する考え方は「嫌なことを我慢して、その対価として受け取るもの。」だったんです。
そして、「お金は生活するために必要なもの。」でもありました。
だから会社で嫌なことがあっても、「生きていくためにはお金が必要だから仕方ない。
私の給料は我慢料だ。」って思っていました。
お金の教養を勉強したからといって、すぐにお金の悩みから解放されるわけではありません。収入が一気に増えるわけでもありません。
でも、お金だけでなく、日々何か選択を迫られた時の考え方が変わります。
その繰り返しが、結果的にお金の悩みからの解放や人生の転機に変わっていく気がします。
お金の教養の入口として、泉正人さんの本『お金原論 30代で知っておきたい「お金の知性」の高め方』は役立ちます。
お金の教養スクールにそった内容です。
「活字いっぱいの本は手に取りにくい…」という人は
堀江貴文さんの『ウシジマくんVS.ホリエモン 人生はカネじゃない!』もいいと思います。
ところどころ漫画が引用されているので、少しは読みやすいかも。
こちらもお勧め↓
お金原論の作者と同じ泉正人さんとうだひろえさんが書いた本です。
漫画多めで読みやすいです!
誰も教えてくれないお金の話 (Sanctuary books)
- 作者: うだひろえ,泉正人
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2010/10/29
- メディア: 単行本
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