マネバナナ

アーリーリタイアを夢見るアラフォーママが好きなことを好きなように書いています

第2子妊娠!時短勤務からの産休・育休に備えて家計の見直しと資産の把握をしてみました。


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2021年2月末に第2子の妊娠が判明しました。コロナ禍で不安はあったものの、年齢的にコロナ終息を待っている余裕はないため希望しての妊娠です。妊娠がわかった時はとても嬉しかったです。でも、産休・育休期間中のお金のことを考えるとやっぱりちょっと不安に。というのも、夫の勤務先では2021年3月のボーナスがコロナのせいで10万以上減ってしまったからです。夫の勤め先は介護施設。職場自体は収益に減少はなかったのですが、系列の病院がコロナの影響を受けて収入減となり、その影響を受けて夫のボーナスが減ってしまいました。失職していないし、毎月の給料は問題なく振り込まれているだけ良いのでしょうが、やはり今後が不安…。

私が産休・育休に入ったら、私の収入は減ります。しかも時短勤務からの産休・育休なので、金額は本当に期待できない…。今も私のお給料はほぼ手を付けずに生活していますが、私の給料が減れば貯蓄・投資のペースを落とさないといけません。そのうえ、貸している不動産の更新が7月にあり、住んでいる方が退去してしまう可能性も…。そうすると家賃収入もなくなってしまいます。

夫婦で今後のお金のことを話していたら急に不安になり、お金関係の整理をしてみることにしました。実際に我が家がやったことを書いていこうと思います。

 

 

目次

 

1.夫の変額終身保険を解約

最初に手を付けたのは夫の保険です。変額終身保険は老後資金+死亡時の保障(1,500万)として加入していたのですが、思うように解約返戻金が増えないので解約することにしました。ちょうど4月が年払保険料の引き落とし月だったのも、決断を早めた一因です。

年間で29万弱の保険料を払っていましたが、投資メインで資産形成をしている我が家にとって、変額保険での老後資金積立は不要と判断しました。老後資金は投資で、死亡保障は定期保険でと分けて備えた方が断然効率が良いので。

払込保険料に対して解約返戻金は80万円ほどマイナスとなりましたが、その間保障してもらっていたのだから仕方ないと割り切ることにしました。ちょっと高い勉強代ということで。払込み満了となる夫が65歳になるまで払い続けていたら、きっともっと高い勉強代になっていたと思います。このタイミングで解約してスッキリしました!

 

ちなみに、夫には代わりに定期保険に入ってもらおうと思ったのですが、夫の体況があまりよくなくて入れずにいます(>_<) 本来は定期保険が成立してから解約するべきだったのですが、変額終身保険の保険料の兼ね合いで先に解約してしまったのが原因。2人目が生まれるので無保険は怖いな…と思ったのですが、以下の理由から、このまま無保険でもいいかもという結論に達しました。

※夫は医療保険とがん保険には加入しています。

理由➀夫が亡くなった場合は夫分の住宅ローンはなくなる。

理由②家計の資産はほとんど私名義で投資・貯蓄。

理由③夫の個人資産が意外とある。

理由④遺族年金が多少は入る。

理由⑤私が正社員勤務。

 

2.住宅ローンの金利変更手続き

私が利用している住宅ローンは、妊娠すると1年間金利を0.2%下げてくれる特典があるんです。第1子を妊娠した時も利用したので、今回も手続きを行いました。私の負債はそんなに多くないうえ、金利がもともと安いので、月の返済額が約1,500円減る程度なのですが、やらないよりはやった方が良いと思って手続きしました。

 

3.変額終身保険の解約返戻金150万を高配当株&ETFに投資

1.で解約したことにより戻ってきた解約返戻金150万円を投資に回しました。銘柄は伏せますが、高配当のETFと金融株に約75万円ずつ投資しました。これによって変額終身保険で払っていた年間保険料約29万円が浮き、代わりに年間で7万円くらい配当金が入るようになりました。(配当なので増減あり)

 

 

4.SBI FXトレードの積立投資でスワップポイントの扱いを「貯める」から「再投資」に変更

我が家は2年くらい前からSBI FXトレードという会社でFXの積立投資をしています。今までスワップポイントは「貯める」という設定にしていたのですが、昨年から「再投資」という方法を選べるようになったことを知り、「再投資」に設定を変えました。これにより貯めるだけだったスワップポイントを有効活用でき、さらにスワップポイントが貯まるようになって資産増加のペースを加速することができるようになりました。

 

5.出産後のお金の出入りの変化を把握

第2子が生まれることでお金の不安が大きくなった一番の理由は収入が減り、支出が増えることばかりに意識が向いたから。でも、本当にそうなのかを冷静に考えてみました。

➀第2子出産により児童手当が入る。

②2022年4月から娘の保育料がかからなくなる。

特に②の影響は大きいです。毎月5万円ちょっと払っているので。娘の保育料5万円がなくなれば、その分を貯蓄・投資にまわせます。これでかなり気持ちが楽になりました。

 

6.家計資産の総額を確認

ここ2年ほどざっくりとしか資産を把握していませんでした。でも、今の資産額がわかれば不安も少し和らぐのではないかと思い、久しぶりに全資産を集計してみました。そうしたら、ほったらかしにしていた約2年の間に資産がほぼ倍になっていました!これはびっくり!コツコツ続けていた投資が順調に成長してくれていたんです。我が家の資産はほぼ投資にまわっているので、もちろん総資産額は変動します。でも、長期で見ているので日々の変動は気にしていません。

 ※ほったらかしと書きましたが、資産額を把握していなかっただけで、積立投資は継続していたし、まとまった資金ができれば株の購入もしていました。

 

 

7.各資産にお金の使い道を当てはめて新たな貯蓄目標を設定

総資産を計算したついでに、分散しているそれぞれのお金に用途を当てはめてみました。 

➀長期定期保険(これは保険です)→教育資金

②日本株→用途未定

③投資信託→老後資金

④確定拠出年金→老後資金

⑤積立FX→リフォーム資金

⑥普通預金→生活防衛費

お金に用途を当てはめ、現在貯まっている金額と、今後60歳まで積み立てていく金額の総額を試算したら、将来への不安は消えました。なにより、我が家の資産の多くを占める日本株の使い道が決まっていないことが大きな安心材料に。

 ただ、我が家の貯蓄には足りないものが3つあることに気づきました。

➀生活防衛資金

②2027年に完済予定の私の住宅ローンの返済資金

③レジャー資金

 

①我が家は現金があるとすぐに投資にまわしてしまうので、現在の生活防衛資金は150万円程度しかありません。ネットで調べてみたら、子どもがいる家庭では400万円ほどあった方が良いとかなんとか。400万円必要かどうかは家庭の状況によると思うのですが、とりあえず収入が一時的に減少する産休・育休に入るまでは現金を増やすことに専念することに決めました。これが産休・育休中の一番の不安解消に繫がるので。

②私の契約している住宅ローンは10年固定金利です。10年固定金利が終わると金利が倍程度になる予定です。そのため、借り入れから10年後の2027年に全額返済をしたいと考えています。夫は不足する金額は借り換えするか、株等を売って完済すれば良いと考えているようですが、私は資産を増やすための株は売りたくありません。借り換えるにしても今と同じような条件で借り換えられるとは限りません。だから、なるべく現金を貯めておきたいと考えています。

③レジャー資金はコロナがおさまったら旅行に行くための資金です。子どもたちがまだ小さいので「コロナがおさまったらすぐ遠出するぞ!」とは考えていませんが、行きたいと思った時にお金の心配をせずに行きたい場所に行けるように、ちょっとずつお金を貯めておこうと考えました。やっぱり貯蓄は楽しみがないと♪

 

 

まとめ

以上が私がやった家計の見直しと資産把握です。思い立った順番にやったのでこの順番が正しくはないと思いますが、結果的に「そんなに悲観しなくても大丈夫!」と思えたので、良かったかなと思います。出産費用による出費(無痛分娩を希望しているので)+産休・育休による収入減少で一時的に貯蓄・投資ペースは落ちますが、退職するわけではないのでいずれペースは戻るし。(本心は働きたくないんですけど…。)

それよりも、今回の家計の見直しと資産把握で夫と今まで以上にお金の話をできてよかったです。もともとお金の話題の多い夫婦なのですが、資産に対するお互いの考えを共有して今後の目標も考えることができました。これからも夫と定期的に目標を共有しながら資産をコツコツ積み上げていこうと思います!

 

 

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