お金を増やしたい場合、家計簿をつけるのは一般的だと思います。
でも、家計簿はお金の流れを把握するためのもの。
家計簿をつけていても、資産が増えているかどうかは把握できません。
節約しているのにお金が増えている気がしない…。
そう思ったら、家計のバランスシート(貸借対照表)を作成してみるのがお勧めです。
バランスシートとは
表の左側に資産、右側に負債を書き、資産から負債を引いたものが純資産となります。
この純資産がその家計の本当の資産になります。
資産に含まれるのは不動産、預金、株や投資信託などのペーパー資産、解約返戻金のある保険などが含まれます。
負債には住宅ローンや自動車ローンなどの借金、親から借りているお金などが含まれます。
いずれも時価(その時の価格)で書き出します。
3ヶ月に一度のバランスシート作成で資産状況をチェック!!
私は2017年1月から3ヶ月に一度、家計のバランスシートを作成しています。
ファイナンシャルアカデミーのお金の教養スクールで、バランスシートで資産状況を定期的に把握することが大切と習ったからです。
昨年、マイホームを購入した際に一時的に純資産が減少した時期がありました。
しかし、半年後にはマイホーム購入前を超える純資産を回復し、その後も着々と純資産は増え続けています。
私はエクセルで3ヶ月に一度バランスシートを作成しているのですが、マネーフォワードというアプリ(有料版)を 使えば、自分でバランスシートを作成しなくても銀行口座や証券口座などを登録することで自動的にバランスシートを作成してくれるという優れたサービスもあるようです。
もちろん手書きで作成してもいいと思います。
バランスシートを作成するメリット
我が家は間もなく赤ちゃんが産まれるので、準備のために出費が増えています。
結婚、マイホーム購入、出産、お子様の進学、車の購入や旅行などで一度に大きな金額が出ていくことがあると思います。
その場合、今までコツコツ貯めたお金が、鳥の群れが飛び立つように一瞬にして飛んでいきますよね。
それを繰り返すと、貯金をしているはずなのに一向にお金が増えていかないために貯金へのモチベーションが下がってしまいます。
そんな時、バランスシートを定期的に作成していれば、実際のところ資産は増えているのか減っているのかが一目瞭然となります。
そして、増えていないのであれば対策を練ることができます。
我が家の場合だと、銀行口座に一定額のお金が集まったら、現金よりも価値があると判断した株(=割安な株)などに投資することで資産価値を高めています。
このようにバランスシートを作成することで、定期的に資産の増減を把握できると老後や教育資金などのお金の心配も次第に減っていきます。
昨日は我が家のバランスシート作成日
我が家は昨日バランスシートを作成しました。
3ヶ月前のバランスシート作成からおよそ110万円の純資産が増えていました。
ベビーグッズを購入したり、出産時の前払い金を病院に納めたことを考えると上出来です。
我が家の場合は株や投資信託など、日々値動きのある資産が多いので変動が大きめではあります。
それでも毎回100万円前後ぐらいずつ資産が増えているようです。
1年ぐらいバランスシートを作成していると、毎回どのくらいずつお金が増えているのかが見えてきます。
家計簿を毎日細かくつけるより、3ヶ月に一度のバランスシート作成の方が貯金に対するモチベーションが上がるのでおすすめです!