マネバナナ

アーリーリタイアを夢見るアラフォーママが好きなことを好きなように書いています

【3歳7ヶ月】娘のお気に入り絵本

 


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育休中で平日はほとんど家にいるのに、なぜか時間がありません。やりたいことも、やらなければならないこともたくさんあるのに、気が付くと時間だけが過ぎています。息子のお昼寝時間が少しずつ減ってきているからかもしれません。

お昼寝してもらうために午前中一緒にたくさん遊んでみるものの、なぜか寝ない…。そして保育園のお迎え時間の直前になって眠り始める…。なぜなの…。

 

目次

 

➀だるまちゃんとてんぐちゃん

 

だるまちゃんと天狗ちゃんが一緒に遊んでいた時のこと。だるまちゃんはてんぐちゃんの持っているものを何でも欲しがります。うちわに始まり、ぼうし、履物、しまいには鼻まで…。欲しいものができるたびにお父さんのだるまどんにお願いするけれど、だるまどんが出してくれるものはどれも気に入らず。最後は自分で考えて、てんぐちゃんと同じようなものを用意します。

かこさとしさんと福岡伸一さん共著の『ちっちゃな科学』を読んで、かこさとしさんの絵本が購入したくなり、この絵本を選びました。怖がりな娘は果たして天狗の登場するこの絵本を気に入ってくれるだろうか?…と少し心配でしたが、まったく怖がることなく絵本を眺めています。まぁ、かこさとしさんの絵はかわいいですけどね。

3歳の娘にとっては初めて見るようなものがたくさん登場する絵本なので、絵の隅々まで見ながら楽しんでいます。お気に入りはだるまどんが用意したたくさんの履物が描かれたページ。玄関で靴を揃えることが習慣になっている娘は、「この靴はぴったんこしてる。この靴はぴったんこしていない。」と厳しいチェックを入れています。笑

だるまどんが「鼻」を「花」と間違えた時にだるまちゃんが言う「ちがうよ ちがうよ まるでちがうよ」というセリフも大好きで、遊びながらよく呟いています。

 

『ちっちゃな科学』はこちら。

 

絵本作家のかこさとしさんと生物学者の福岡伸一さんの共著。子どもの好奇心を育て、子どもを伸ばす方法について書かれた本です。 かこさとしさんの子ども時代についてや、『からすのパンやさん』など長年愛されるかこさとしさんの絵本ができた背景についても書かれていておもしろい本でした。 本書の中でかこさとしさんが子どものことを「子どもさん」と言うのがとても印象的でした。「子どもだから」とバカにするのではなく、むしろ「ごまかしのきかない存在」として子どもをリスペクトし、誠心誠意子どもと向き合っている。だからかこさとしさんの絵本は時代が変わっても何年も何十年も子どもたちから愛され続けるんだなーと納得しました。

 

②いそげ!きゅうきゅうしゃ

 

私の中で勝手に「絵本で社会科見学シリーズ!」と名付けている、竹下文子さん&鈴木まもるさんご夫妻による働く車シリーズの中の1冊。

とある町の消防署。救急車と消防車が待機していると、指令室の電話がなります。どうやら公園でけがをした人がいるよう。けが人を病院へ運び、消防署に戻ると再び指令室の電話がなります。現場に駆け付けたところ、急病人のおじいさんは話もできない状態。大きい病院への搬送が必要だけど、救急車では時間がかかります。救急隊はドクターヘリを呼ぶことを決め、おじいさんは無事に病院へ。

乗り物系絵本にあまり興味を示さない娘が『はしれ!たくはいびん』や『ピン・ポン・バス』を気に入ってくれたので、調子に乗ってこちらも購入。

しかし、やはりしばらく興味を示してもらえず。ある日、朝ごはんを食べている時に外から救急車のサイレンの音が聞こえてきました。これはチャンス!と思い、『いそげ!きゅうきゅうしゃ』の読み聞かせを始めたところ、どうやら気に入ったようで、その後この絵本を「読んで!」と持って来るようになりました。たぶんですが、娘のお気に入りポイントは最後に登場するドクターヘリなのではないかと。ドクターヘリが登場するシーンをいつも真剣に聞いているので。

ちなみに次は『がんばれ!パトカー!』が欲しいと娘は言っています。またしばらく放置されるかもしれないけれど、購入してしまう甘々な母です。笑

 

③たろうのおでかけ

今日は仲良しのまみちゃんのお誕生日のお祝いに行く日。たろうはプレゼントを持って、犬のちろーたちとまみちゃんの家に向かいます。嬉しくてたまらないたろうはふざけてぴょこぴょこ跳ねながら歩いたり、走ったり、車道を歩こうとしたりと危ない行動ばかり。そのたびにお母さんやまわりの大人たちに「危ないからだめ だめ だめ!」と注意されます。なんとか無事にまみちゃんの家へ続くはらっぱに辿り着いたたろうたちは思いっきりかけだしました。

絵が気に入らないのか、購入から4ヶ月放置されましたが、一度読み聞かせてみたら、娘はすっかりこの絵本を気に入って保育園に行く前や寝る前に「読んで!」と持って来るようになりました。

 

④ゴチソウドロ

 

平和な森に、ある日大変なことが起こりました。大手長猿のゴチソウドロが現れるようになったのです。ゴチソウドロは姿を消せる不思議なマントを使い、周りの目を盗んで食べ物を盗んでしまうのです。 絵の中のゴチソウドロを探しながら、読み聞かせを通して4月から3月まで四季折々の行事に触れられる優れた絵本です。

細かく描かれた絵の中からマントで姿を隠したゴチソウドロを見つけるのは3歳の娘にはなかなか難しかったのですが、無事に全部見つけられるようになりました。娘のお気に入りは6月の、梅干しおにぎりを食べて酸っぱい顔をしているゴチソウドロです。よく一人で絵本を開いて笑っています。私のおすすめポイントは、冬に毛の色が真っ白になるおこじょです。ぜひ探して見てください!

 

⑤おばけのてんぷら

食べることが大好きなうさこ。山へ草摘みに出掛けると、こねこくんとばったり。こねこくんのお弁当に入っていた天ぷらをもらい、てんぷらの虜になってしまいます。こねこくんのお母さんのお料理の本を借りて、早速てんぷらを作ってみることに。うさこの家から漂ってきたてんぷらをあげる匂いに誘われたおばけはうさこの家に侵入。うさこにばれないようにてんぷらを食べているうちに油で滑ってころものなかにぽちゃーん!おばけがいることに全く気づいていないうさこはてんぷらをあげようとおばけを油のなかに…。

購入当初、娘がこの絵本を気に入り何度も読み聞かせていたら、おばけがうさこによっててんぷらにされそうになるシーンで夫がぼそっと一言「ずいぶん残酷な話だね。」と。笑 それを聞いていた娘、急に怖くなったのでしょうか…全く「読んで」と言わなくなり、しまいには本棚の下に『おばけのてんぷら』を隠すようになりました。笑

 

⑥おたすけこびと

「はい、しょうちしました」「では、よろしくね」という土建屋さんの所長みたいな男の人と女性の会話からスタートするこの絵本。男の人の正体はこびと。たくさんのこびとたちが重機を操って作ったものはまさかの…。 予想外の展開に子どもが大喜びする絵本です。図鑑で重機を眺めるのが好きな子も、ファンタジーなお話が好きな子も楽しめます。

娘は働く車系のお話にはほとんど興味を示さないタイプなので表紙を見ただけでは反応が薄かったのですが、ページをめくるうちにこびとたちが作っているものが自分の大好きなケーキだと気づくと途端に目がキラキラ🌟すっかりはまってしまいました。

 

⑦ゆかいなかえる

水の中にゼリーのような卵。ところが卵は魚に食べられてしまいます。運良く生き残った4つの卵はやがておたまじゃくしから4ひきのかえるに成長。かえるたちは泳ぎの競争をしたり、かたつむりをかくしっこしたりとのびのび遊んで暮らします。時にサギやカメに命を狙われることもありますが、命の危険さえも楽しみながら難を逃れます。かえるの1年がゆかいに楽しく、そしてわかりやすく描かれた絵本です。 4ひきのかえるたちがページいっぱいにのびのびと描かれていて、かえるの生きる力を感じられます。

娘は『ゆかいなかえる』というタイトルから魅了されたよう。恐らく「ゆかいな」の意味は知らないはずですが、かえるたちの様子から意味をなんとなく理解したかもしれません。 ちょうどこの絵本を読み聞かせていた時期、夜になると家の近くでかえるのなきごえが聞こえるようになり、購入したタイミングがバッチリでした!

 

まとめ

毎月の娘のお気に入り絵本は新たに娘が強い興味を示した本を取り上げるようにしているのですが、既に娘の中で一度ブームが去っている本が再び注目を浴びるようになることは良くあります。この3歳7ヶ月では、それが小西英子さんと平山和子さんの食べ物絵本でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

これらの絵本は娘にとって常にスタメンなので再ブームとは少し違うかもしれませんが、3歳7ヶ月の1ヶ月は保育園に行く前や寝る前に7冊全部読んでと言われることが本当に多くて…。1冊1冊は短いのですが、全部読むとなると10分から15分はかかるので大変でした。大好きな絵本が手元にあって、いつでも親に読んでもらえるというのは良いことではあるんですけどね。

最近は時期的に『すいかのプール』がお気に入りで、よく読んでと言われます。

子どもの想像力を刺激する、とってもかわいいお話です。

 

 

 

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