『賢い子を育てる夫婦の会話』を読みました。
最近心を入れ替えて、夫との会話を増やすようにしている私。
なるべく優しく接するようにも心がけています。
でも、まだ全然ダメ!!
すぐイライラしちゃう。笑
「こんな私を助けてくれるかも!」と思い、本書を手に取りました。
目次
内容
両親の会話には、子どもの5つの力を磨く効果がある。
①コミュニケーション力
②多様な価値観を受け入れる力
③非認知能力
④安定したアイデンティティ(自己認識力)
⑤問題を見つけ出す力(AIに負けない力)
しかし、これはあくまでも良好な夫婦関係を築けており、お互いを認め合う会話ができている場合のこと。
そもそも夫婦間の会話がなかったり、会話があってもいつもイライラして相手を責めるような言葉を並べていては、子どもにとって悪影響。
子どもはそうした雰囲気を敏感に察知している。
本書では夫婦関係を良好にするための会話のコツ、子どもの自己肯定感を育むための家族の会話のコツを紹介。
ポイントは、自分の望みや理想を「I」を主語にして伝えること。
そして、相手のことを「認める」こと。
家族の間ではついつい相手の行動を非難し、自分の考えを押し付けてしまいがち。
そうした行為を改めるきっかけを与えてくれる本。
感想
『賢い子を育てる夫婦の会話』というタイトルではありますが、子育て中でなくても、夫婦関係で悩んでいる人は一度読んでみると良いかもしれません。
ただ、正直に言うと「そんなことはわかっている。わかっているけどできないから、悩んでいるんだよ。」というのが本書を読んだ私の一番の感想です。
この本を読んで夫婦の会話を、夫婦関係をすぐに改善できるご家庭は、日頃から賢い子を育てる夫婦の会話が実践できているのではないかと思います。
夫婦の会話は一人が頑張っても、変えることは難しい。
夫と妻、それぞれが意識しなければ変わりません。
ひとりが頑張っても、相手がその変化に気づいて一緒に努力してくれなければ、頑張っている方に余計にストレスがかかるだけ。
さらに夫婦関係悪化…なんてこともあるかも。
それに、会話を変えるということは行動も変えるということ。
例えば我が家の場合、「一人で子どもを見て大変だったんだね。ここからは俺が子どもの相手をするよ。」って言いながら、夫がYouTubeを流し始めたらやっぱりいい気はしない。
個人的には、子どものことも配偶者のことも、相手を「認める」という考え方は参考になったし、取り入れていきたいなと思ったけれど、この本に書いてあることをすべて私一人が実践するのは、余計にストレスがたまりそうなので早々に諦めました。
できることならこの本は夫にも読んで欲しい。
そして、一緒に会話だけでなく行動を変えていきたい。
でも、無理だろうな~。
奇跡が起きて読んでくれたとしても、読んで終わりになりそうだな~。
そして、私のストレスが更にたまりそうだな~。苦笑