マネバナナ

アーリーリタイアを夢見る30代新米ママが好きなことを好きなように書いています

『世界最高の子育て』成績が良くてもアメリカの一流大学には受からない!求められるのは非認知能力。

 

『「全米最優秀女子高生」を育てた教育法 世界最高の子育て』を読みました。

ボーク重子さんの本は2冊目。

前回読んだ『「非認知能力」の育て方~心の強い幸せな子になる0~10歳の家庭教育~』とほぼ同じ内容であることは承知の上で読んだのですが、前回読んだ本とは違った切り口で、より詳しく書かれており、新たな発見がありました。

  

目次

 

内容

著者はICF認定ライフコーチ、アートコンサルタントのボーク重子氏。

2017年の「全米最優秀女子高生コンテスト」で、一人娘のスカイが優勝。

「全米最優秀女子高生コンテスト」とは、全米の女子高生が知性や才能、リーダーシップを競う大学奨学金コンクールのことて、非認知能力が求められる。

 

今、アメリカの教育で最も重視されているのは、その非認知能力。

学力テストで認知できるようなものとは違い、非認知能力は目には見えないが、生きていくうえで不可欠の能力と考えられている。

本書は、子どもの非認知能力を伸ばす方法について解説した本。

 

取り上げられている非認知能力は、

・考える力

・実行機能

・問題解決能力

・プレゼン力

・対話力

・自信

・回復力(レジリエンス)

・長所

・協働力

・共感力

・リーダーシップ

の11の能力。

実際に著者が娘の子育てで取り入れた方法はもちろん、娘が通ったアメリカの名門校であるボーブォワール校やナショナル・カテドラル校、その学校に子どもを通わせた保護者らが取り入れた、非認知能力を育てるための子どもとの接し方を紹介している。

個人の子育て経験をもとに書かれたものではあるが、多くの文献等を参照し、エビテンスに基づいて考えられた、効果の高いものとなっている。

 

感想

 

本書を読んで一番に思ったこと。

それは、「世界を見ながら子育てしないといけないな。」ということ。

SNSを開けば目に飛び込んでくる、よそのお宅の子育て。

それらを見て、「うちの子にもあの知育グッズを買わなきゃ!」とか、「うちの子も〇歳になったら〇〇させよう!」とか思わされることは多い。

でもそれは所詮、日本の学校教育の中で勝ち抜くための子育て法、教育法であることが多い。

 

私は娘が望むなら、日本にとどまらず、海外で学んだり、仕事をしたりしても良いと思っています。

それにはまず、私たち親が、娘の中に「海外」という選択肢が浮かぶ環境を用意してあげないといけません。

そして最も重要なのは、海外でやっていけるだけの「能力」を娘に身に付けさせてあげること。

本書を読んで思ったことですが、残念ながら今の日本の教育では、その「能力」を身に付けさせるのは難しいというのが、私が抱いた印象です。

 

日本の教育も変わろうとはしています。

でも、その変革についていけていない人が多い。

教育関係者ももちろんだけれども、子どもを育てる私たち親の意識が変わっていないということを強く感じます。

まだまだ、「勉強=机上で行うもの」という認識が強いし、「頭がいい=成績がいい」という考えが根強い。

 

そのことに気づかせてくれたのは、第4章〈その子だけの「長所」をのばす~「出る杭」という人間的魅力を身につける~〉。

本書によれば、アメリカのトップ大学は、苦手科目をなくし、まんべんなく高得点を取るという試験の攻略法では絶対に合格できないそうです。

学力試験のスコアは参考資料とし、ある程度の学力が担保できれば、あとは「勉強以外」の部分で判断されるそう。

「勉強以外」の部分とは何か?

それは、ひかり輝く個性。

大学が自らのミッションとしているのは、「人の気持ちに寄り添い、社会の問題に心を寄せて世の中を牽引していける魅力的なリーダーを輩出する。」こと。

そのためには大学内に「多様性」を創り出すことが重要であり、ただ勉強ができるだけの個性のない集団は不要なのだそうです。

日本の詰め込み式&点数評価の教育では、アメリカのトップ大学が求めるような「ひかり輝く個性」を育てることはできません。

親が学校の成績だけを重視して、机上での勉強ばかり子どもに求めていては、世界で活躍するどころか、世界で学ぶチャンスすら得られないのです。

 

「うちの子は日本で育て、日本で生きていくから勉強さえできればいい。」という考えもあるかもしれませんが、日本は少子高齢化社会。

これからますます海外から人を入れて働き手を確保するようになるでしょう。

そうなると、海外から来た優秀な人(勉強+人間的魅力のある人)たちに働く場を奪われるかもしれません。

日本の企業が海外の企業に買収されて、「使えない日本人社員は解雇!」なんてことも…。

今の子どもたちの脅威はAIだけではなさそうです。

どこで育て、どこで生きていくにしろ、世界で通用する能力を子どもに身に付けさせることは、私たち親の責任なのかな、と本書を読んで思いました。

 

本書によれば、子どもの「出る杭」を育てるには、子どものパッションを見つけてあげ、好きなことを真剣に取り組める環境を整えることが重要なのだそう。

この手のことが書いてある育児本は多いけれど、パッションは1つである必要はない(むしろ複数をかけあわせると良い!)、見つけるのは長期戦というのは大きな発見でした。

娘のパッションは何なのか?

どんなパッションをかけあわせるのか?

見つけるその日が楽しみです♪

世界最高の子育て――「全米最優秀女子高生」を育てた教育法

世界最高の子育て――「全米最優秀女子高生」を育てた教育法

  • 作者:ボーク重子
  • 発売日: 2018/02/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

 

 

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