マネバナナ

アーリーリタイアを夢見る30代新米ママが好きなことを好きなように書いています

『未来のイノベーターはどう育つのか』イノベーターの資質はAI時代を生きる人間にとって不可欠なもの。

 

『未来のイノベーターはどう育つのか』を読みました。

私は娘に「学校の勉強ができる子」になって欲しいとは思っていません。

それよりも、「自分の好きなことがわかっていて、それに没頭できる子」、「自分の頭で考えて何かを創り出す力のある子」、「自分の頭で考えたことをかたちにするために行動を起こせる子」になって欲しいと思っています。

でも、いかんせん親にそんな能力はない。笑

どんな風に育てたら、子どもにそんな力を付けてあげられるのかもわからない。

ということで、非常に参考になる本を見つけました!

私が知りたいこと、全部書いてありました。

 

目次

 

内容

イノベーターの育て方を解説した本。

 

経済の健全性を長期的に維持し、景気を回復させるには、現在よりも多くのイノベーションが必要である。

なぜなら、新しいアイデアや製品、サービスは富と雇用を生み出だすからだ。

そこで著者の頭に浮かんだのは「イノベーターは育てられるのか?」という疑問。

その疑問を解消するにあたり、著者がインタビューした人数は150人を超える。

インタビューの相手はイノベーター本人はもちろんのこと、彼らの親、教師、メンターにも及ぶ。

それだけではない。

イノベーターを輩出してきた大学と大学院の授業を見学し、その関係者にも話を聞いているし、組織としてイノベーション能力を高める努力をしているビジネスリーダーと軍隊のリーダーにも話を聞いている。

そうして集めた情報をもとに、イノベーターを育てるために必要なことをまとめたのが本書。

 

ちなみに、著者が定義するイノベーターに求められる資質は以下の通り。

・好奇心。すなわちいい質問をする癖と、もっと深く理解したいという欲求。

・コラボレーション。これは自分とは非常に異なる見解や専門知識を持つ人の話に耳を傾け、他人から学ぶことから始まる。

・関連付けまたは統合的思考。

・行動思考と実験思考。

 

著者はこれらのスキルや考え方の癖は、育てたり、教えたり、引き出したりできるものだと考えている。

著者が主張するイノベーターを育てる3つの鍵は「遊び」「情熱」「目的意識」。

本書ではインタビューの内容の多くを引用しながら、

・幼少期にどんな遊びをするのが有効か?

・子どもの情熱や目的意識を育てるために親がしたことは?

・幼少期に育まれたイノベーターの芽を摘み取らないために学校教育や教師に求められることとは?

といったことについて解説している。

 

感想

 

著者がイノベーターに求める資質として定義しているものは、まさにこれからの時代を生きる子どもたちに求められるものと言えます。

なぜなら、どれもAIにはできないことばかりだからです。

でも、残念ながら日本の学校教育はこれらの資質を伸ばすという点で全くと言っていいほど機能していません。

生徒1人1人の好奇心を育てることよりも、みんな同じペースで学ぶことを求められる授業。

みんなと違う意見だと居心地が悪くなるクラス。

授業は科目ごとで、前に習ったこととこれから習うことの関連性は無視、習ったことを実験・実践する時間のないカツカツのカリキュラム。

義務教育ではない高校、新たな知識を生み出すために進むはずの大学でさえ、多くは教師から生徒への一方通行の授業です。

日本もイノベーターを育てる必要性を感じて学校教育の改善を図るべく努力してはいるようですが、まだまだ教育現場に残る古い考えをぬぐえずにいるのは否めません。

娘が進学するまでには、こういった問題が解決していて欲しいなと思いながら読みました。

 

そうは言っても、教育や学校を変えるというのはそう簡単にできることではないでしょう。

やはり大事なのは親の考え方。

本書の第6章では、本書に登場するイノベーターの親が、子どもを育てるうえで何を重視し、どんな風に子育てしてきたのかが記されています。

共通するのは遊びと情熱、目的意識。

著者が言う、イノベーターを育てるための3つの鍵と同じです。

どの親も、子どもが遊ぶ時間をたっぷり確保し、子どもが興味をもったことを全力で応援しています。

ルールを決めたうえで子どもに自由に行動させていること、読書を推奨していることも共通していました。

イノベーターを育てるには、ある程度自由な環境の中で自分の行動に責任をもちつつ、頭をフルに使って遊ぶこと、読書を通して自分の興味の幅を広げたり、突き詰めたりすることが大事なようです。

そして一番大事なのは、子どもが何に情熱を注ごうとも、親はそれを応援すること。

 

文字にすると簡単なように見えますが、アメリカでもこういった子育ては他の多くの家庭とは違うために孤立を招き、学校との関係に頭を悩ませたようです。

教育熱心な親が多く、学校が古いやり方を変えられない日本では、「イノベーターを育てる子育て」はもっと難しいかもしれません。

だからと言って、あきらめたくはありません。

今は他人の子育てがSNS等を通して、どうしても目に入ってしまう時代。

それでも惑わされることなく、私は私の考えで子育てしたいなと思いました。

 

本書を読んで私が子育てについて考えたことは、

①遊ぶ時間をしっかり確保する。

習い事は本人の気持ちを尊重し、押し付けない。

本書にはどんな遊びが良いかも書いてあったので、実践してみようと思います。

②読書をする習慣をつけさせる。

ただし、無理強いするのではなく、娘が自発的に読みたいと思える環境を整えてあげることを忘れない。

③危険なことでない限り、娘がやりたいといったことはやらせてあげる。

これはなかなか難しいけれど、私の価値観を押し付けないようにしたいと思います。

「危ない」と思うレベルを下げ、人の目を気にするよりも娘の目を見ることを意識します。

④娘の興味を広げたり、突き詰めたりする手伝いをする。

これは今も心がけていることではあるけれど、娘の年齢が上がれば私にもより広い視野が求められる気がします。

日頃から自分の視野を広げる努力をしようと思います。

 

今まで読んだ育児関連本をもとに作り上げた、私の子育てにおける基本的な考え方は変わっていません。

ただ本書によって、また少し具体的になったと思います。

 

本書を読むまでは、「娘をイノベーターにしたいなんて大きすぎる夢かな?」と思っていました。

でも、その考えは間違っていました。

イノベーターに求められる資質はAI時代を生きる人間にとって不可欠なもの。

そのことに気づけたことは、とても大きな収穫でした。

 

 

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