『0歳から始められる!子どもの未来を広げる「おやこえいご」バイリンガルを育てる幼児英語メソッド』を読みました。
著者は小田せつこさん。
金城学院大学人間科学部子ども教育学科教授であり、おやこえいごくらぶという幼児から小学生までを対象にした英語教室の代表も務めている方です。
著者の2人のお子さんはもちろんバイリンガルで、今は日本の専門職に就き、グローバルに働いていらっしゃるそうです。
うちの娘はベネッセのWorldwide Kidsを受講しておりますが、7月から保育園に通い始めたことで英語に触れる時間が短くなっています。
このままで大丈夫なのかな?という不安があり、この本を手に取ってみました。
内容をご紹介します。
目次
内容
「おやこえいご」のモットーはムリなく、ムダなく、18歳で子どもをバイリンガルにすること。
「ムリなく」=親の負担にならない範囲
「ムダなく」=英語教育におけるお金のかけ時を見極めて無駄なお金はかけない
「18歳でバイリンガル」=幼少期に英語の種まきをして18歳で花開くようにする
具体的には
0歳~1歳半:
親子の触れ合いの中に英語を取り入れる
1歳半~小学校低学年:
英語動画を活用して大量のインプット+週1回の英語教室
小学校高学年:
リスニング・発音・文法の学習 週2回の英語教室+ホームステイ
中学校~高校:
音読と文法の確認で英語力の定着 ホームステイや留学の経験をさせる
「幼少期はYouTubeなどの無料の英語動画を使ってお金は貯めておき、小学校高学年~高校までの間に海外経験をさせて貯めたお金を使う」というのが著者の「ムリなく、ムダなく、18歳でバイリンガル」というモットーに沿ったおやこえいごの実践法。
幼稚園に入ってお友だちとの会話から日本語のアニメなどに興味を持ち始める時期の乗り切り方や、思春期の子どもたちとの接し方なども書いてあり、著者の子育て経験が十分に活かされた内容になっている。
感想
率直に申し上げると、少し前置きの長い本です。
2章の途中までは子どもの英語教育の重要性や、なぜ赤ちゃんのうちから英語教育を始めた方が良いのかなどが語られています。
私は、乳幼児期からの英語教育の重要性については理解しているので、子どもが何歳の時に何をすればよいのかを早く教えて欲しく、もんもんとした気持ちで読み進めました。
おやこえいごの進め方だけ知りたい方は、66ページくらいから読み始めても良いと思います。
ちなみに、飛ばした部分は本書の中で何度も出てくる内容なので特に問題ありません。
おやこえいごの具体的な内容についてはとても参考になりました。
何歳までに子どもに何をやらせたらよいのかが明確で、この本を読むと、子どもの英語教育で無駄に焦ったり、迷ったりすることがなくなります。
私の場合は、保育園に通い始めたことで、娘が英語にふれる時間が減っていることに対する不安がありましたが、この本で解消することができました。
0歳~1歳半までの英語を使った子どもとのふれあい遊びの方法や、無料動画の選び方、お勧めの動画なども紹介されているので、「乳幼児からの英語教育に興味はあるけれど、お金はかけたくない。」という方には特におすすめです。

子どもの未来を広げる「おやこえいご」 ~バイリンガルを育てる幼児英語メソッド~
- 作者: 小田せつこ
- 出版社/メーカー: プチ・レトル
- 発売日: 2019/05/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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子どもの未来を広げる「おやこえいご」 〜バイリンガルを育てる幼児英語メソッド〜 [ 小田 せつこ ]
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