マネバナナ

アーリーリタイアを夢見るアラフォーママが好きなことを好きなように書いています

『複業の教科書』は「副業 おすすめ」で検索したけど何も始められていない人におすすめ

西村創一朗さんが書いた『複業の教科書』という本を読んでみました。

正式な本書のタイトルは『人生もお金もひとつの会社にゆだねている人に取り返しがつかなくなる前に読んで欲しい複業の教科書』です。

 

目次

 

 

本書を手に取ったきっかけ

産休をきっかきに「副業やりたいなー」と思いつつ、自分に何が向いているのかわからないまま早4ヶ月。

とりあえずブログを通して「自分の好きなこと」「得意なこと」を探す日々。

のんびりしているうちに育休が終わっちゃうな…という焦りのもと、本書が目にとまり読んでみました。

 

本書の目次

第1章

一つの会社では生き残れない時代の到来

第2章

あなたの人生を取り戻す「複業」という選択

第3章

複業を始めるための3(+1)ステップ

第4章

実際に複業して分かった5つのコツ

第5章

複業が失敗してしまう3大パターン

第6章

複業を成功させる五カ条

第7章

複業でぶつかる壁を突破する!ーQ&A

 

 

概要

企業も政府も「副業解禁」へと大きく舵を切ろうとしている昨今。

正社員の88%が副業に「興味あり」と回答しています。

その一方で「副業したいな」と思いつつ、「勤め先が副業禁止だから」や「時間がない」「何をしたらいいかわからない」といった理由で動き出せない人がほとんど。

そんな人たちが本業と両立しながら、やりたいことに挑戦するための方法が本書には書かれています。

 

本書はよくある「好きなことをして稼ごう」という内容にとどまらす、「好きなこと、得意なことがわからない」「本業が忙しくて副業する時間がない」という人も1から副業(本書ではあえて【複業】という言葉を使っています)について学べる構成となっています。

まさにタイトル通り「教科書」と言っていい内容です。

 

ちなみに、本書では「副業」と「複業」を以下のように定義しています。

副業

・余った時間を有効活用して副収入を得るための仕事。

・一時的なお小遣い稼ぎに終わることが少なくなく、本業とのシナジーは生まれない。

 

複業

・本業だけではできない、“やりたいこと”へのチャレンジ。

・本業との相乗効果を生み出す。

 

お金のためだけに働く「副業」ではなく、経験やスキルを身に付けるための「複業」をすることで、自分が本来やりたかった夢や目標に少しでも近づき、自分の人生を取り戻すことが複業の最終目標だと著者は言っています。

 

 

 

 

 

感想

本書はタイトルの通り、複業を始めたい人の教科書になる本です。

私はずっと副業に興味があり、今まで副業に関する本を数冊読みました。

ただ、どれも「副業にしたいこと」や「好きなこと」「自分の強み」がわかっていることが前提で書かれたものばかりした。

例えば「1日朝と夜に30分副業の時間を作りましょう。」とか「SNSを活用して自分の存在を知ってもらいましょう。」とか。

 

ですが、私は自分の「好きなことや」「強み」がわかっていません。

勤めている会社の外に出て、自分の力で稼ごうと思った時に、私には人からお金を払っていただけるような能力が何一つ浮かびませんでした。

そんな状況なので、今まで読んだ本では何を副業にしたらいいのかがわからず、動き出すことができませんでした。

 

でも、今回読んだ『複業の教科書』は、複業を始めたいけど何をしたらいいかわからないという、私のような「副業迷子」の人でも複業を見つけられる構成になっています。

 

本書を読んで、私は「ブログを継続するのがいいのかな。」という結論に至りました。

内容はもっと考えていかないといけませんが、本書にのっとって考えるとブログという手段は私の性格と今の私の状況にあっているなと思います。

 

そんな風に、自分の身近なところから複業を見つける方法や、複業を始める手順、複業を行う上での注意点が教科書のごとく丁寧に書かれています。

 

上記のような構成なので、既に複業を始めているけど成果が出ていないという人にも役立ちます。

この本を読むことで原因や今の自分の立ち位置がわかり、改善の手助けになると思います。

 

・私のようにネットで「副業 おすすめ」「産休 稼ぎたい」「産休 副業」など検索したけど、結局何も始められていない副業迷子の方

・副業を始めてみたけど迷いが生じている方

 

におすすめです。

 

 

複業の教科書

複業の教科書

  • 作者: 西村創一朗
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2018/12/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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