前回の記事で紹介した『複業の教科書』。
その本の中で、自分にあった複業を見つけるステップとして「自分自身の価値と原点を知る」という項目があります。(第3章のステップ1)
著者は自分を知る方法としてライフラインチャートとストレングスファインダーを行うことを提案しています。
ライフラインチャートは自分の人生を振り返って、人生の時間経過を横軸に、幸⇔不幸度を横軸にとって、これまでの幸福度の変動を可視化したものです。
もう一つの、ストレングスファインダーはアメリカのギャラップ社が公開する強み探しのメソッドです。
今回はそのストレングス・ファインダーについて書きたいと思います。
ストレングス・ファインダーとは?
↓本屋さんでこんな本を見たことありませんか?
2017年に新版が発売され、目に付くところに並べている本屋さんが多い気がします。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
- 作者: トム・ラス,古屋博子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2017/04/13
- メディア: 単行本
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ストレングス・ファインダーは複数の質問に答えると、その回答からあなたの強みとなる資質トップ5と行動アドバイスを教えてくれます。
自分に向いた仕事を見つける手助けをしてくれるツールです。
従業員の強みを見極めて配属するため、取り入れている企業もあるようです。
昔から「努力すれば、何にでもなりたいものになれる。」と言います。
しかし、ギャラップ社の研究では、この格言は正しくないとされています。
確かに、努力したからといってみんなが野球選手や宇宙飛行士になれるわけではありません。
人には強みがあり、その強みとなる資質を理解して仕事をする方が幸せだとギャラップ社の研究者は言っているのです。
ストレングス・ファインダーで分類される資質
ストレングス・ファインダーで分類される資質は34あります。
アレンジ/運命思考/回復志向/学習欲/活発性/共感性/競争性/規律性/原点思考/公平性/個別化/コミュニケーション/最上志向/自我/自己確信/社交性/収集心/指令性/慎重さ/信念/親密性/成長促進/責任感/戦略性/達成欲/着想/調和性/適応性/内省/分析思考/包含/ポジティブ/未来志向/目標志向
ストレングスファインダーを受ける方法
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版』という本を購入します。
質問はhttps://www.gallupstrengthscenter.comにアクセスし、本の巻末に添付されているアクセスコードを入力して回答することができます。
私の資質トップ5
私は『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版』を昨年の8月に購入して、既に自分の資質を把握していました。
私の強みとなる資質トップ5は
①目標志向
目標を定め、その目標に向かってまい進し、目標達成に必要な修正を行うことができる。
優先順位をつけてから、その通りに行動する。
②学習欲
学習意欲が旺盛で、常に向上を望んでいる。
特に結果よりも学習することに意義を見出す。
③自我
他人の目から見て非常に重要な人間になることを望んでいる。
独立心に富み、人から認められたいと思っている。
④未来志向
未来がどのようなものかについて考え、そこからアイデアを得る。
未来についてのビジョンを語ることで、人々を高揚させる。
⑤最上志向
強みを利用して、平均的ではなく最高の水準を、個人ないし集団において追及する。
単なる強みを最高レベルのものに変えようとする。
です。
ストレングス・ファインダーを受けると、より詳細な分析結果と自分を知るためのいくつかの質問に答えて、さらに自己分析を深められるようになっています。
自分の資質の分析結果を見ると、納得のいくことがたくさん書いてあります。
読みながら、「だから私はあの時あんな行動をしたのか…」と過去の自分の行動を振り返ることもできます。
私の資質トップ5はまさに私自身を表したものでした。
いくつか例をあげると
・目標を達成するために人に振り回されるのは嫌。一人で完結できる仕事が好き。
私は産休前はコールセンターで働いていたのですが、コミュニケーターをしていた時は電話の仕事は自分で解決できるので性格的にあっているなと思っていました。
「今日何本電話取るぞ!」「今月何本取るぞ!」「絶対受電件数1位になってやる!」って一人で目標を立ててやっていました。
これが結構楽しい♪
・社会人になってから、仕事がつまらなくなると資格取得の勉強を始める癖があります。
今までにとった資格は
①秘書検定
②AFP
③色彩検定
④カラーコーディネーター検定
⑤食生活アドバイザー
ちなみに、ほとんど仕事の役には立っていません。
AFPは多少役に立っているかな?
仕事のストレスがない時に勉強したインテリアコーディネーターは勉強に身が入らず挫折しました。
資格をとっても仕事に活かせなければ意味がないと気づいてからは、資格ではなく株・投資信託・FX・不動産・お金全般の勉強をするようになりました。
『複業の教科書』で紹介されているライフラインチャートと照らし合わせると、新しいことを学んでいる時が幸せなんですよね。
・性格的に過去や現在のことでうだうだするのも好きではありません。
どうやったら未来が楽しくなるか、目標を達成できるか考えている方が好きです。
自然と人付き合いもネガティブな人、後ろ向きな人は避けるかも…。
こんな性格ですが、強みとして伸ばしていい部分だったんですね。
こんな感じで、ストレング・スファインダーは自己分析に役立ちます。
仕事、人生に迷いがある人は試してみてはいかがでしょうか?
『 複業の教科書』についてはこちら↓