マネバナナ

アーリーリタイアを夢見る30代新米ママが好きなことを好きなように書いています

『十歳までに読んだ本』子どもの成長の糧となる本は児童書とは限らない

 


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最近、児童書にはまっています。でも、私が本を読むようになったのは10歳を過ぎてから。そのため何を読んだらよいかわからず、児童書について書かれた本を読んで勉強しています。今回読んだ『十歳までに読んだ本』も、おもしろそうな児童書に巡り合えそうと思ったから。

 

でも、良い意味で私の期待を裏切ってくれた本でした。

 

目次

 

内容

作家、女優、映画監督ら70名が、10歳までに読んだ本で心に残っている1冊について語っている本。紹介されている本は児童書に限らず、絵本やエッセイ、漫画や詩などジャンルは多岐にわたる。一人当たり3~4ページではあるが、本の紹介だけでなく、その本にまつわるエピソードも綴られていて読みごたえは十分。著名人の文章にはそれぞれ個性が見られ、それを味わえるのもこの本の魅力の一つと言える。紹介している本のエピソードから著者の素顔が垣間見れ、紹介している本だけでなく、その著者が書いた本も読みたくなる内容となっている。

 

 

感想

各分野で活躍する著名人が綴った文章だけあって、どの方のお話もとても楽しく読むことができました。本のタイトルから、「児童書を紹介している本」とイメージしていたのですが、実際には漫画やエッセイ、詩なども含まれていて、良い意味で裏切られたのも良かったです。

我が家の娘はまだ2歳ですが、既に大の本好き。保育園から帰ると、まず本棚のところへ行って絵本や図鑑を引っ張りだすことが多いです。この絵本・図鑑好きをうまく児童書へ橋渡ししてあげたい。そのためには、今から家の本棚に「良書」を揃えてあげておき、時期が来た時に娘が自然と「良書」に巡り会える環境を作ってあげておく必要がある。そう思っていました。かなり気の早い話ですが…。笑

でも、この本を読んで少し考え方が変わりました。子どもは親に強制されなくても、自然と自分から「心に残る一冊」と巡り合う。そして、本の内容は覚えていなくても、その本からは大切なことをきちんと受け取って、気づかないうちに自分の成長の糧にしていく。『十歳までに読んだ本』に綴られた多くの著名人のエピソードから、そう感じました。もちろん、家に本がたくさんあることは悪いことではないけれど。

振り返れば、私の「心に残る1冊」も親から強制されたものではありませんでした。私と本との出会いはちょっと遅く、中学受験のために塾に通い始めた小学校3年生の2月以降です。国語の問題文で出会った『小さな町の風景』という本が、私の「心に残る一冊」。

 

この本から私の本好きが始まった気がします。

子どもにとって本を身近な存在にしておくことは大切だけど、子どもの「心に残る一冊」は子どもが決める。それは必ずしも児童書や、いわゆる「良書」とは限らない。漫画かもしれないし、詩かもしれない。親がすべきことは、親の思う「良書」を押し付けることではなく、子どもが何を選んでも否定しないことなのかな、と『十歳までに読んだ本』を読んで思いました。

子どものためと思って読み始めた児童書ですが、10歳まで絵本や本と疎遠だった私はすっかり子どもの本の虜。これからは「子どものため」ではなく、「自分のため」に児童書を読み漁ろうと思います。

 

 

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