この1ヶ月は、娘が少し絵本から離れ気味でした。
代わりに、こどもちゃれんじぷちの絵本と図鑑に夢中。
こどもちゃれんじぷちの絵本はもともと大好きだし、絵本ばかりの時、図鑑ばかりの時と、今までもそういう時期が交互にあったのであまり気にしないようにしてはいたのですが、考えれば考えるほど、娘が絵本から離れてしまった原因は私にある気が…。
ちょっと反省した1ヶ月でした。
私が考える、娘の絵本離れの原因は最後に書きました。
目次
①なにをたべてきたの?
『将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!』で紹介されていた絵本です。
りんご、レモン、メロン、ぶどうが出てくるので、果物好きの娘は夢中に。
色がとってもきれいだし、たくさんの豚も出てきて楽しい絵本です。
②ぱん だいすき
『絵本屋さんがおすすめする絵本100』で紹介されていた絵本です。
パンの絵がとにかくおいしそうに描かれています。
娘はこの絵本で「パン屋」という言葉を覚え、駅前のパン屋さんの前を通るたびにパン屋さんに向かって「ぱんやー!」と何度も叫ぶようになりました。笑
毎回周りの人に笑われてちょっと恥ずかしい…。
絵本の最後には、紅茶と共に買ってきたたくさんのパンをテーブルに並べたシーンが描かれているのですが、その絵がまた素敵で。
私は娘にこの絵本を読んであげながら、いつも「私もこのくらいたくさんパンを購入して、おしゃれにセッティングし、こんな風に素敵なモーニングを家族で堪能したい!」と思ってしまいます。
娘はこの絵本を読んであげると、決まって『パンのずかん』も持ってきます。
こちらもパンの絵が本当においしそうに描かれているので、パンを「おかわり」している感覚なのでしょうか?笑
漠然と「パン」というものに対して抱いていた興味が、絵本のおかげで「しょくぱん」とか「クロワッサン」とか、パン1つ1つの種類を把握するようになってきました。
まだ食べたことのないパンばかりですが、娘は既にパン好きになっているようです。
③くらいくらい
娘の絵本に対する興味が薄れているのを感じたので、本屋さんでいくつか絵本を見せて一番反応がよかったものを購入しました。
それがこれ。
購入後、毎日何度も読んで欲しいと私のもとに持ってきます。
「まっくら くら くら くらーい くらい でんきをつけてちょうだい」という真っ暗なページと、電気をつけた後の明るいページの対比が娘にはおもしろいのかな?と私は推測しています。
④いやだ いやだ
せなけいこさんの絵本は保育園でよく読んでもらっているようで、好きみたいです。
前に購入した『ねないこ だれだ』の最後のページにある、せなけいこさんの絵本の紹介ページを見て、「いやだ いやだ」とよく娘が言っているので購入してみました。
娘が『いやだ いやだ』を気に入っているのはわかっていたのですが、私は『いやだ いやだ』があんまり好きではなくてずっと購入していませんでした。
なんとなく、イヤイヤ期の子どもに対して「だったらかあさんもいやだいやだって言うよ。おやつも、おひさまも、くつも、だいじなくまちゃんもいやだいやだって言うよ。そうしたら、ルルちゃんはどうするの?」っていう、子どもを責めるような感じが好きになれなくて。
でも、絵本から離れてしまっている娘を絵本に戻すには、やっぱり娘が好きな絵本を用意するべきだなと思って購入しました。
毎日娘に読んでいたら、私の『いやだ いやだ』に対する抵抗が薄れてきました。
絵本に自分の感情や考えを入れるからいけないのであって、純粋に絵本を楽しめばいいのだと気づいて。
今では私も『いやだ いやだ』のリズム感が好きになり、絵本がなくても歌のように口ずさんでしまうほどになりました。笑
⑤まるくて おいしいよ
娘は食べ物が描かれた図鑑や絵本が大好きなので購入。
みごとに食いついてくれました。笑
この絵本もまた、食べ物の絵がとてもおいしそうに描かれています。
ケーキ、ビスケット、クッキー、のりまき、フルーツ。
表紙のドーナツもおいしそう!
娘と2人、ページをめくって食べ物が現れるたびに「はい、どうぞ!」と言いながら食べるマネをして遊んでいます。
娘が絵本から離れてしまった理由
娘が絵本から離れた原因は、私の絵本選びに問題があった気がします。
娘はもうすぐ2歳。
ここ数ヶ月、福音館書店の2歳~4歳向けの絵本を気に入ってくれ、じっくりお話を聞けるようになっていたので、私は絵本の先取りしたいと思い始めていました。
1歳のうちから2歳のお話が楽しめれば、2歳後半には3歳のお話が、3歳後半には4歳のお話が楽しめるようになる、と。
そういう親の下心が娘に伝わってしまったような気がします。
『絵本屋さんがおすすめする絵本100』という本で、「絵本に教育的要素は入れるべきではない。純粋に、絵本を通して親子の時間を楽しむべきだ。絵本は年齢にあったものを選ぶべきで先取りするものではない。」と学んだはずなんですけどね…。
絵本から遠ざかった娘の行き先は、図鑑とこどもちゃれんじぷちで毎月届く絵本でした。
今までもこどもちゃれんじぷちの絵本は大好きで、よく私のところにもってきていました。
…が、そのペースが加速。
寝る前に「絵本を選んできて!」というと、こどもちゃれんじぷちの絵本を2~3冊持って来るようになりました。笑
そして、繰り返し読めと「もう1回」の嵐。
こどもちゃれんじぷちの絵本は年齢にあった構成となっているので、娘にとっては楽しいのでしょうね。
一方の私は、前に「しまじろうなどのキャラクターが出てくる絵本は絵本に含まれない。」ということを書いているブログを見てしまい、私の中で「こどもちゃれんじぷちの絵本は絵本ではない!」という考えが根付いてしまっていたので、娘が毎晩こどもちゃれんじぷちの絵本ばかり選んでくるのにはかなりの葛藤がありました。
でも、考えを改めました。
そもそも、こどもちゃれんじの絵本は子どもの発育を考えて専門家が作ってくれているのだから悪いものであるはずがない。
それを証明するかのように、娘はこれまでもこどもちゃれんじの絵本からたくさんのことを吸収してきた。
それに、こどもちゃれんじの絵本はことば、生活習慣、季節を表すものなどたくさんのことが1冊にまとめられている。これは図鑑ともいえるではないか!
と言うことで、無事に私の葛藤は解消。
同時に、絵本は娘の年齢にあったものを選ぼうと決意。
『くらい くらい』や『いやだ いやだ』といった娘が好きな絵本を購入することで、娘は絵本に戻ってきてくれました。
もちろん、今もこどもちゃれんじぷちの絵本も毎日何度も読んでいます。
私も楽しみながら♪
ここ数ヶ月、絵本三昧で少し離れていた図鑑も再び毎日手に取るようになってくれたし、結果として良かったのかなと思います。
〈私が絵本選びの参考にしている本〉