マネバナナ

好きなことを仕事にしたい30代ワーキングマザーが好きなように書いています

【書評】「3か月」の使い方で人生は変わる

 

 

「3か月」の使い方で人生は変わる

本のタイトルに惹かれて購入しました。

内容は3か月間、1つのテーマに取り組むことで人生が変わる方法を紹介しています。

 

筆者である佐々木大輔氏はGoogleでの勤務経験もあり、現在はクラウド会計ソフトfreeeなどを手掛ける、freeeという会社の代表取締役CEOを務めている方です。

 

1章は筆者が幼少期をはじめ、Googleでの勤務や現在のfreeeという会社の創業などを通して3か月サイクルで取り組むことで得られた成功体験について、2章からが具体的な方法について書かれています。

一言で言うと3か月という区切りをつけた時間管理術の本です。

筆者が「3か月」という単位にこだわるのは、1つのことに集中でき、確実に変化を起こせる最小単位だと考えているからです。

 

各章のタイトルは

1章 「3か月」で人生は変わる

2章 3か月の「テーマ」を決める

3章 3か月の「ゴール」を決める

4章 3か月の「時間泥棒」を見つける

5章 3か月の「生産性」を高めるスケジューリング

6章 成功は「アウトプット」しなければ始まらない

 

各章には5~10個程度のテーマで時間管理に対して筆者が普段行っている具体的な手法が書かれています。

どの話も筆者の今までの経験や日頃の行動などを元に書かれているのですが、私個人としてはその事例が時折イメージしづらくて理解が難しく感じる部分もありました。

 

この本は3ヶ月という単位で1つのことに集中して取り組むための時間管理術の本ですが、行動というよりは思考に重きを置いて書かれた本だと私は思います。

そういう意味では、他にたくさんある時間管理術の本と差別化できていると思います。

やりたいことがたくさんあって、どれも中途半端になってしまっている人にとって、とても役に立つでしょう。

 

また、本を通してGoogleやfreeeという会社の仕事の仕方や社風を知ることができて、私はそういった意味で刺激を受けることができました。

 

読んでいるうちにふと思ったこと

この本の書評からは少し外れますが、本を読んでいてふと思ったことがあるので書いておこうと思います。

 

この本を通してGoogleやfreeeという会社の仕事の仕方や社風を知ることができたと上に書きましたが、特に仕事の効率化という点で私は自分が勤めている会社との違いに驚きました。

 

4章の3か月の「時間泥棒」を見つけるは主にメールやミーティング、人間関係など普段何気なく行っていることで大切な時間を奪われていることに注目して書かれています。

それらの中で、効率化できるものと効率化できないものを把握し、効率化できるものはとことん効率化することを筆者は勧めています。

 

この章を読んでいて、私が勤める会社は非効率なことが本当に多いなと思いました。

例えばメールについて

①とりあえず宛先に入れられているメールが多い。

②同じテーマでたくさんのメールが作成され、結局どのメールを見たらいいのかわからない。

③しかもメールのタイトルが似たり寄ったりだから判別に困る。

④メールの内容はだらだらと書かれ、そこに追加情報や進捗などの書き込みがなされていって現状把握がしにくい。

 

ミーティングに関しては

①とりあえずスケジュールが組まれており、なぜ自分が呼ばれたのか不明。

②いざ出席してみると、わざわざ集まって話し合う内容ではない。

③とりあえず集まりましょう、というミーティングがある。

④一週間の報告のために毎週管理職が集まって1時間、下手したら時間をオーバーして何かについて話している。

⑤ミーティングのメンバーに入れられているけど、偉い人ばかりの集まりに加えられ、聞きたいことや意見があっても発言しにくい雰囲気。

 

私は自分の周りの業務に関して非効率だなと思うことは、感じた都度、同僚や上司に伝えて改善できるところは改善するようにしてきました。

でも、メールやミーティングはトップダウンで流れてくるものが多く、下っ端の私には意見を言える雰囲気ではありません。

 

この本を読んでいて、「効率化を気にするのは外資系の会社だけで、日本の古くからある会社はいまだに私が勤める会社のような状況なのだろうか?」「それとも遅れているのは私の勤める会社だけで、他の会社はこういった時間管理術に関する本などを参考にして、古い体質をどんどん改善しているのだろうか?」とふと疑問に思いました。

 

この本に限らず、時間管理術の本はたくさん発売されています。

そして、たくさんの人が時間管理についてそれらの本から学んでいるはずです。

きっと私の勤める会社でも、こういった本を読んでいる社員は私以外にいるはずです。

それでも、私の勤める会社がいまだに非効率なやり方を続けているのはなんでなんだろう…と考えてしまいました。

 

1年ぐらい前に「誰がアパレルを殺すのか?」という本が話題にありました。

その本はアパレル業界が古い体質から抜けられず、現在の「服が売れない」衰退

へと向かっていた過程と、一方でユニクロやZOZOのように古い体質を捨てて衰退するアパレル業界のなかでも好調を維持する会社との明暗について書かれていました。

 

 

誰がアパレルを殺すのか

誰がアパレルを殺すのか

 

 

 これはアパレル業界に限った話ではないと思います。

私の勤める会社もメールや会議の内容など小さいこともばかにせず、今回読んだ『「3か月」の使い方で人生は変わる』のような時間管理術を参考に見直して行かないと、変化の激しい今の時代では生き残れないでしょう。

そして、上が変わらないのであれば、下から声を上げていくしかないのだと思います。

といっても、まだまだ下っ端の私には声を上げる勇気はないですが…。

 

皆さんの会社はどうですか?

会議など、仕事の仕方は時代の変化に合わせて変わっていますか?

そして、その変化は上から降りてくるのでしょうか?

それとも下から声を上げるのでしょうか?

もしよかったら教えてください。