9月23日、家族で木下大サーカスを見てきました。
もちろん0歳の娘も一緒に。
旅行などお金のかかる娯楽にはほとんど興味を示さない夫が、突然「サーカス見たい!」と言い出して、あれよあれよという間にチケットを購入。
行く前は「生後10ヶ月の娘は楽しめないのではないだろうか?もって30分かな。私もほとんど楽しめなさそうだな。」と思っていました。
ところが娘は終始にこにこしてサーカスに夢中。
娘も私も2時間がっつり楽しめました。
0歳でもなぜサーカスを楽しめたのか?
娘の様子を振り返って考察してみます。
目次
会場の様子
私たち家族が木下大サーカスを見たのは埼玉公演です。
場所は埼玉県さいたま市。
↓さいたま市の中でも、こんななーんにもないのどかな場所でした。
左端に見えるのは埼玉スタジアム2002。
↓赤い屋根が会場
↓会場入口
↓公演後にぞうと写真を撮れるスペース
娘に近くでぞうを見せてあげたかったので写真を撮りたいなと思ったのですが、長蛇の列で断念しました。
↓会場の中はこんな感じ
思っていたよりも狭かったです。
指定席でも一人あたりチケット代は5,000円前後。
自由席もあるわけで、平均すると一人あたりのチケット代はそんなに高くありません。
サーカスは演者が多いし、場所代、設営に関わる人の賃金、保険代、動物の飼育代、その他もろもろの費用を考えると利益はあるのかしら?と気になってしまいました。
まぁ、利益があるからやっているのでしょうが…。
生後10ヶ月の娘の様子
娘は最初、照明が暗くなった時に少し怖がりました。
でも、サーカスが始まると舞台に目が釘付けに。
観客が手を叩き始めると娘も手をパチパチしたり、演者が手を振ると娘も手を振ったり。
しまうま、ライオン、ぞうが出てきた時には、その動きを目で追うことも。
0歳児なりに楽しんでいました。
唯一嫌がったのはバイクの演出。
大人でも耳を塞ぎたくなるような大きな音だったので、娘は怖かったようです。
泣きはしませんでしたが、片手を耳にあてながら私にしがみついていました。
最後の15分ほどは集中力が切れたような様子が少し見られましたが、終始私の膝の上で大人しくしてくれていました。
0歳児でもサーカスを楽しめた理由
上記のような娘の様子から、0歳児でもサーカスを楽しめた理由を私なりに考えてみました。
①演者が常に動いているので赤ちゃんは目で追いたくなる。
②演者のキラキラした衣装や小道具は赤ちゃんの目をひく。
③大きな動物が出てくる。
④演者も観客も楽しんでいる様子が赤ちゃんにとっても楽しいと感じる。
加えて、親にとってもサーカスは0歳児を連れて行きやすい環境です。
①会場は常にざわざわしているので、赤ちゃんの声が気にならない。
②子ども連れが多い。
お子さんが複数人いる家庭では、上の子にサーカスを見せてあげたいと思うと下の子は赤ちゃんというケースが多いようです。
0歳児を連れてサーカスに行くなんて我が家くらいかなと思っていたら、娘よりも小さい子を連れたご家庭もいて安心しました。
赤ちゃん連れの場合の注意点
①トイレにベビーキープはありましたが、オムツ交換台はありませんでした。
オムツは替えてから会場へ行った方が良いです。
②ベビーカーは座席に持ち込めませんでした。
会場入口のベビーカー置き場に置きました。
ベビーカーで行く場合は念のため抱っこひももあった方が良いと思います。
③公演は午前中がおすすめ。
サーカスのあと、娘は興奮してなかなかお昼寝してくれませんでした。
夕方の公演だったら寝かしつけが大変だったかも。
まとめ~動物愛護団体について思うこと~
0歳(生後10ヶ月)の娘と同じものを一緒に見て、お互いに楽しめてる!って感じたのはこれが初めてでした。
いつもは楽しんでいる娘を見て私が楽しむ、もしくは娘が興味を示さないかのどちらか。
今回は本当に大満足の2時間でした!
そんなハッピーな気持ちでサーカス会場を出たら、動物愛護団体の方が「サーカスに動物はいらない!」というビラを配っていて、せっかくの楽しかった気持ちが萎んでしまいました…。
彼らの活動は間違っていないし、私もサーカスを見ながら、「あのシマウマたち、もっと広いところを走りたいだろうな。」とか、「あの雄ライオンたち、百獣の王としてのプライドを傷つけらて可哀想だな。」とか、「あのぞうたち、本当は家族と一緒にいたいだろうな。」とか思ったけど。
でも、せっかくサーカスを楽しんでハッピーな人たちの気持ちを盛り下げるようなことをするのはちょっと違う気がします。
それは、彼らが愛する動物たちの努力も踏みにじる行為ではないかと。
大人の私でさえ、動物愛護団体のビラを見たとき、かなり傷つきました。
サーカスを見たことをとても責められている気持ちになって。
あれを子どもたちが見たら、どれだけ悲しい思いをするのでしょうか。
動物を守ることは素晴らしいことです。
私も賛同します。
だからといって、人間の心をないがしろにしていいとは私は思いません。
動物愛護団体の行動には、正直がっかりしてしまいました。
これから娘と動物園や水族館も一緒に楽しみたいなーと思っていたのに、それさえもためらわれる。
いやいや。
私は娘に動物や生き物と触れ合わせることで、命の大切さを教えていきたい。
だから動物園も水族館も娘と一緒に行きます!
そこにいる、すべての動物や生き物に感謝して。
最後の最後に、動物愛護団体にはかなりがっかりさせられましたが、木下大サーカスの公演はとても楽しかったです。
10月6日から高松公演、12月22日から福岡公演が始まります。
赤ちゃんや小さいお子さんを連れて行って大丈夫かな?と不安な方。
大丈夫です!
ご家族でぜひ楽しんで来てください♪