産休に入ってもうすぐ1ヶ月が経とうとしています。
暑い中、重たいお腹を抱えて職場に行き、10時間近く会社に拘束される生活を送っていた頃が早くも懐かしいです。
「産休に入ったら仕事したくなるんじゃない?」と産休前に何人かの人に言われていましたが、全くその気配はなく、自分のしたいことにだけ時間を使える幸せを毎日かみしめています。
産休に入る前は、子供が産まれたら自分の時間を確保するのは難しくなるだろうから、産まれるまでに投資の勉強をしたり、自分にできる副業を見つけたり、本をたくさん読もうと考えていました。
また、出産に向けて体力もつけないといけないので、週3日は近くのショッピングセンターに行って歩こうとも思っていました。
現実はというと
最初の10日ぐらいは順調でした。
ファイナンシャルアカデミーのお金の教養講座をネットで受講したり、株やFXの本を読んで勉強したりしていました。
でも2週間が経ったころから、だんだん思うように時間を使えなくなってきました。
このブログを始めたことで、ブログにかける時間が長くなって勉強時間は減りました。
ブログの目的は自分の稼ぎ力を上げることなので、産休中にやろうとしていたことの趣旨にあっているのですが、ブログで1日が潰れてしまう現状は改善が必要だなと思っています。
ブログに時間がかかりすぎるのは私の能力の問題が一番大きいのですが、お腹がどんどん大きくなって座っていることさえも苦しくなってきているのも原因の1つです。
集中力もなくなってきているので、すぐに横になり、横になると吸い込まれるように眠ってしまいます。
本を読む時も座っているのが苦痛で横になってしまうので、全然進みません…。
気が付くと2時間ぐらい眠っています。
きっと「少し休んで」っていう赤ちゃんからのサインなんだと理解し、お言葉に甘えて(笑)睡魔に身をゆだねています。
できたことノート
でも、できていないことばかり考えて自分を責めても仕方ないので、今の自分の状態で何ができているかを考えるようにしています。
きっかけは『1日5分「よい習慣」を無理なく身につけるできたことノート』という永谷研一さんという方が書いた本です。
この本は毎日できたことを書き留め、一週間に一度「内省」という振り返りをすることで自分を客観的に見つめなおす力をつける方法が書かれています。
内省をして自分を客観的に見つめなおせるようになると何がいいかというと、自己肯定感が上がります。
自己肯定感があがると前向きになり、困難なことにも立ち向かう勇気が湧いてくるようになり、「行動できる人」に変わっていくそうです。
ちなみに、私たちが日ごろ行っているのは「反省」で、「自分のよくなかった点を認めて、改めようと考えること。」だそうです。
これは自分の悪い面やマイナス面に着目する行為なので、自己肯定感を下げることになります。
私は今年の2月から3年日記をつけ始めたので、日記の中にその日できたことを書くようにしています。
できたことは1日最低1つ。もちろん複数上げてもOKです。
例)ある一週間の私のできたこと
月:出産に向けて体力をつけるため1駅歩いた
火:具材たっぷりのサラダを作ったら夫においしいと褒められた
水:後回しにしていた出産のための入院準備ができた
木:体重増加を防ぐため甘いものを食べるのを我慢できた
金:朝5時に目が覚めてから2度寝をせずにFXの勉強をできた
一週間に一度、その週にできたことのなかから1つ選んで内省文を書きます。
内省文に書く内容
①詳しい事実:具体的に何があったの?
②原因の分析:なぜそれができたの?
③本音の感情:いま、素直にどう感じている?
④次なる行動:明日からどんな工夫をしてみる?
例えば私の場合、水曜日の「後回しにしていた出産のための入院準備ができた」を選択したとします。
内省文の例
①水曜日の夕食後、家で、病院から指示されていた出産に向けての入院準備をリストを見ながら入院準備を行った。
②妊娠9ヶ月に入り、そろそろ入院の準備をしないと思っていた。
本来は8ヶ月までに終わらせておくべきこととされているのに、今まで準備ができずに気になっていた。
入院時に必要なものをある程度買いそろえられたので、準備を始めることができた。
③切迫早産や出産の兆候が出る前に準備できてほっとしている。
ただ、産後の赤ちゃんを迎える準備ができていないのが気がかりなのと、外出先や一人の時に陣痛や破水が起きた場合はどうしたらいいのか不安。
④天気のいい日に赤ちゃんの衣類を水通しする。また、陣痛アプリや陣痛タクシーの登録、出先で陣痛や破水が起きた場合にどうしたらいいのかをネットで調べる。
私はこの内省文を書いたことで、外出先や一人の時に破水や陣痛が起きたらどうすればいいのかという自分の不安に気づき、陣痛アプリや陣痛タクシーの登録、外出時にはタオルや生理用ナプキンなどを持ち歩くといった準備をすることができ、夫に出産への不安を打ち明けることもできました。
できたことノートを続けて内省を3ヶ月以上続けた人は、続けなかった人に比べて目標達成の度合いが約2.5倍も高いそうです。
最近空回りしてばかりとか、何をやってもうまくいかないと思っている方は、この「できたことノート」を書いてみると、見えなかった自分が見えてくるかもしれません。
ここで紹介した方法は本の一部を抜粋しただけなので、気になる方は『1日5分「よい習慣」を無理なく身につけるできたことノート』を読んでから試してみるといいと思います。
できたことの選び方、内省の仕方の制度が上がれば、それだけ自分の成長も早まると思います。
1日5分 「よい習慣」を無理なく身につける できたことノート
- 作者: 永谷研一
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- 発売日: 2016/06/27
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