一昨日、娘に泣かされました。
家に着くなり娘が私を見て、「ママ怖い!ママ嫌い!」と言い放ったのです。
ものすごくショックで、思わず涙が出てしまいました…。
その日は一週間の疲れがたまった金曜日。
天気は雨。
日が暮れるのが早くなり、外は真っ暗。
保育園の荷物は通常のものにお布団セットがプラスされた状態。
ただでさえ最悪な状況に加えて、保育園の後には耳鼻科→薬局のコース。
私は一刻も早く家に帰りたいと思っていました。
一方の娘はそんな状況や私の気持ちはお構いなし。
最近段差にはまっており、低いものから高いものまで段差を見つけると上らずにはいられない娘は、雨の中でも段差を見つけると上らなくては気が済まない。
人の家だろうがなんだろうが、とにかく見つけた段差は上りたいと主張します。
低い段差ならいいのです。
でも高い段差の場合、娘は四つん這いでないと上れません。
天気は雨。
四つん這いになれば服が汚れる。
滑って転ぶ危険性もある。実際、その日は既に2回ほど滑って転んでいた。
なにより私は一刻も早く帰りたい!
段差に上ろうとする娘を制止し、手を引いて帰ろうとする私。
娘は座り込み、泣き叫んで抵抗。
もう最悪の状況です。
それを繰り返した結果が冒頭の娘の発言です。
もう本当にショックでした。
娘が段差を上りたい理由はモンテッソーリの本を何冊も読んでいるからわかっています。
私だって、できることなら上らせてあげたい。
実際、晴れの日は娘の段差上りに付き合っています。
でも雨だったんだよ。
荷物もいっぱいで、傘も持って大変だったんだよ。
外は真っ暗だし、雨で視界も悪い。
それなのに車はビュンビュン走っている。
普通に歩いていても車にひかれそうなのに、娘は気になるものを見つけるとパッと手を離して駆け寄ってしまうし、注意すれば道路に座り込んで抵抗。
車にひかれたらどうするの!
もうイライラせずにはいられなかった。
とにかく娘の手を強く引いて家に帰るしかなかったんだ。
娘はまだ、「怖い」とか「嫌い」の意味がよくわかっていない状況です。
でも、この時の「怖い」「嫌い」はまぎれもなく娘の本心でした。
だから私の心にグサッと刺さったのです。
今思い出しても泣けてくる…。
娘の言葉に涙を流す私を見て、娘はすぐに「ごめんなしゃい、ごめんなしゃい。」と謝ってくれました。
でも、その日は立ち直れなかった…。
一晩寝たら立ち直れました。
でも、冷静になった今は別の涙が出ます。
娘の言葉に私は傷つけられましたが、娘も私の言動・行動に傷ついていたんですよね。
だから、「ママ怖い!ママ嫌い!」と言った。
まだ自分の気持ちをうまく伝えられない1歳の娘が、自分の知っている言葉で自分の気持ちを伝えるために「ママ怖い!ママ嫌い!」という言葉を選んだのです。
冷静になってそれがわかり、娘に申し訳ないことをしてしまった気持ちでいっぱいです。
今は傷つけられたことではなく、傷つけてしまったことに対して涙が出ます。
少しくらい娘の段差上りに付き合ってあげれば良かった。
だって、雨の日も一緒に歩きたくて娘のレインコートを買ったのだから。
こんな風に反省しているけれど、また同じ状況になってしまったら、イライラを抑えられる自信がない…。
きっとまたイライラして、無理やり娘の手を引いて帰ってしまう…。
やっぱり雨の日は抱っこ紐を使った方がいいのかな?
でも、10㎏の娘を抱っこして荷物をもって傘をさすのもしんどい。
ついにママチャリ購入?
いやいや、雨の日の自転車は怖すぎる。
ひとりでも滑って転ぶことがあるのに、娘を乗せて転んだらもう…。
我が家は車がないし、私はペーパードライバーだから車という選択肢はない。
あーあーあーあーあーあーあーあーあーあーあーあーあーあーあーあーあー…
もう神様に頼むしかない。
神様、保育園の登園・帰宅時間に雨を降らせるのはやめて下さい。
お願いします。