マネバナナ

アーリーリタイアを夢見るアラフォーママが好きなことを好きなように書いています

【3歳9ヶ月】娘のお気に入り絵本

 


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今日はとっても寒いです!12月並みの寒さだとか。加えて外は雨。私の住んでいる地域は冷たい雨が降り続いています。そんな日ですが、夏真っ只中だった2ヶ月ほど前(7月末~8月末頃)に3歳娘に読んでいた絵本で、娘が気に入っていたものを紹介します。この1ヶ月は夏を意識した絵本を読み聞かせることが多かったです。すいか、泥んこ遊び、おばけなど。ますます体が冷えそうですが、お付き合いいただければ幸いです。

 

目次

 

 

➀すいかのたね

 

ばばばあちゃんが庭にすいかの種を埋めました。それを見ていたこねこは、ばばばあちゃんが何かいいものを隠したに違いないと、種を埋めた場所をこっそり掘り返します。出てきた黒い種を見てこねこはがっかり。種を元のように埋めます。こねこのその様子を見ていたこいぬは、こねこが何か良いものを埋めたと勘違いし、掘り返します。出てきたのはもちろんすいかの種で、こいぬはがっかり。種を元に戻します。そんなこいぬの姿を見ていたうさぎがまた種を掘り返し、それを見ていたきつねも掘り返し、きつねを見ていたばばばあちゃんも掘り返し…。何度も掘り返された上に、毎回つまらん種だとがっかりされることに腹を立てたすいかの種は、「芽を出すのをやめた!」とばばばあちゃんにぶちギレ。それを聞いたばばばあちゃんは、「早く芽を出さないのが悪い!」とまさかの逆ギレ!怒ったすいかの種はぐんぐん成長し…。

初めて読み聞かせた時、想像を越える展開に、私が読み終えると娘は何も言わず苦笑いで私を振り返りました。笑 あの顔は忘れられません。この絵本で娘は完全にばばばあちゃんシリーズにはまりました。

 

②だめだめすいか

 

じいじの家にすいかを届けることになったたっくん。かんかん照りの山道を歩いていると、狸にであいます。狸はすいかを食べたくて、「すいか割りをしよう」とか「すいかの種飛ばしをしよう」と提案してたっくんを誘惑します。でも、たっくんは誘惑に負けず、無事じいじの家にすいかを届けます。じいじが切ってくれたすいかを食べようとした時、かんかん照りの山道にまだいるかもしれない狸のことが心配になり…。

娘は『だめだめすいか』というタイトルで楽しそうな絵本と判断したよう。読んであげると話の内容も気に入り、夜寝る前も、朝起きてすぐも、保育園から帰ってからも「読んで」と言ってくるようになりました。

すいかの種飛ばしとか、すいかわり、すいかちょうちんなどのすいかを使った遊びをこの絵本で知り、なんと!息子のオムツを替えている間にダイニングですいかの種飛ばしをされてしまいました…。もうね、笑うしかなかったです…。

図書館に返却してしまいましたが、2ヶ月経った今でも「だめだめすいか読みたい!」と言われるので、購入しないとかなーと考えています。もう秋なんですけどね。笑

※図書館で借りた絵本

 

③でんしゃはっしゃしまーす

 

電車ごっこを始めたあかりちゃん。最初のお客さんはカラス。虫いっぱいの木やトンネルなど、駅に止まるたびにネズミやコウモリなどお客さんが増えていきます。終点はあかりちゃんの家。家の前ではお父さんとお母さんが待っていて、最後はみんなで…。

保育園から帰ると向かいのお家へ行くのが娘の日課です。そこの家のおじさんとおばさんが娘をとても可愛がってくれるので、娘はおじさんとおばさんが大好きなんです。ちょうどこの絵本を図書館で借りる少し前におばさんがロープで電車ごっこをしてくれて、ご近所さんをひとまわりしてくれました。それがとっても楽しかったからでしょうか、娘はこの絵本が大好きになりました。きっとあかりちゃんに自分を重ねていたのでしょうね。保育園で娘が大好きなお友達の名前が偶然にも「あかりちゃん」なのも、この絵本が好きになった理由の1つかもしれません。

※図書館で借りた絵本

 

④つきのぼうや

 

ある晩、お月様が地上を見ると水面に映る月が見えました。お月さまはそれが自分だと気づかず、「地上にいる月を連れてきてほしい。」とつきのぼうやに頼みます。任務を果たすべく、空から地上に向かうつきのぼうや。雲を突き抜けてびしょ濡れになったり、渡鳥の群れに入ってしまったり、煙突掃除中のすすをかぶって顔が真っ黒になったりと災難に見舞われたりしつつも無事に地上にたどり着きます。お目当ての地上のお月さまも見つけ、再び空へ。つきのぼうやが連れ帰った地上のお月さまとはいったい…?

縦長の絵本なので、月のぼうやが空から地上へ落ちていく様子が自然と目で終えます。そのため、まだ自分で絵本を読むことはできない娘ですが、この絵本は私が読み聞かせていると、時々自分でページをめくってくれます。絵と文章が一致しているってことなんでしょうね。

 

⑤はなびのひ

 

今日は待ちに待った花火大会。ぽんきちのお父ちゃんは花火職人です。夜が待ち遠しくて仕方のないぽんきちに、お母ちゃんが夜食のおにぎりをお父ちゃんに届けるよう頼みます。 ウキウキとお父ちゃんのところに向かうぽんきちを見た長屋のおかみさんを始めとする町の人たちは、花火の時間だと勘違いして、仕事そっちのけで次々とぽんきちの後をついていきます。 「おとうちゃーん、にぎりめし もってきたよー」というぽんきちの言葉を聞いて振り返ったお父ちゃんはびっくり!ぽんきちの後ろの大行列を見て、少し早いけど花火をあげることに。

この絵本は江戸時代を描いているようで、「髪結い」とか「寺子屋」といった言葉が出てきます。聞きなれない言葉が娘はとても新鮮なようでした。

ちなみに、この絵本を読み聞かせていた頃の娘の口癖は「花火が見たい!」でした。3歳の娘はコロナ禍で花火大会に行ったことがないので、絵本で雰囲気を味わってもらうしかなく…。と思っていたら、8月末に花火大会に行くことができたんです!初めての花火大会に娘は大興奮!ところが花火が上がり始めるとその音に驚き、「怖い!帰りたい!」と半泣き…。笑 抱っこしたら落ち着き、音にも慣れて最後まで楽しむことができました。

※図書館で借りた絵本

 

⑥めっきらもっきらどおんどん

 

友達と遊ぼうと神社に来たかんた。だけど誰もいない。しゃくだから大声でめちゃくちゃな歌を歌った。 「ちんぷく まんぷく あっぺらこの きんぴらこ じょんがら ぴこたこ めっきらもっきら どおんどん」 すると、木の穴から奇妙な声が聞こえてきた。覗いて見ると穴に吸い込まれて、着いたところは夜の山。そこには3人のおばけがいて…。

私はついつい母親目線でこの絵本を見てしまうんですよね。もしかして、かんたは神隠しにあいかけたのではないか?と。戻ってこられたのは、息子と母の親子愛のおかげ。「お母さんに会いたい」と思った息子と、いつでも息子の帰る場所となる母。あくまでも私の勝手な解釈ですけど。

娘は読み聞かせ中、いつも物語の中に入り込んだ様子で聞き入っていました。「ちんぷく まんぷく~」の歌もすぐに覚え、今でもよく唱えています。「保育園で言ってみたら?」と言ったら本当にやってみたらしく、「〇〇ちゃんと○○ちゃんは知ってた~!」と報告してくれました。笑

 

⑦みんなうんち

 

タイトル通りうんちの絵本。うんちの大きさやうんちをする場所、うんちをしたあとの後始末の有無などについて、いろいろな動物、人間を例に五味太郎さんがカラフルに描いています。最後には「いきものは たべるから みんな うんちをするんだね」という、この本で一番大切なことが簡潔に書かれていて、小さな子どもでもうんちについて理解しやすい内容となっています。

買ったその日からこの絵本は娘のお気に入りとなり、どんどん文章を覚えていきました。1日に何度も「読んで」と持ってきましたが、短い絵本なので家事の合間などでもさっと読めるのが良かったです。

昼間も夜もオムツを卒業した娘。パンツで過ごすようになってから日中のお漏らしはなくなり、夜のお漏らしも一度だけ。と、とても優秀なのですが、なぜかうんちだけはおむつでないとしてくれず…だったのですが、先日最後のオムツを使い切り、無事にトイレでうんちもしてくれるようになりました。毎日この絵本の「おむつでうんち」という文章を暗唱しながらおむつをはいて踏ん張っていた日々がすでに懐かしい。

 

⑧どろんこおそうじ

 

ばばばあちゃんに部屋を掃除するように言われた散らかし屋のこいぬとこねこ。掃除を始めるかと思いきや、箒と雑巾で遊び始めます。こねこがこいぬに向かって雑巾を投げるとこいぬは箒で打ち返し、雑巾は勢いよく森へ。うさぎが人参を食べようと口を開けた時、雑巾が飛んできて口の中に入ってしまいます。怒ったうさぎが雑巾を投げ返すと、こいぬは再び箒で打ち返し、今度は髭の手入れをしていたきつねに命中。うっかり髭を抜いてしまったきつねが怒って雑巾を投げ返したので、こいぬはまたまた箒で打ち返し…。

娘が大好きなばばばあちゃんシリーズ3冊目としてお迎えしました。今年の夏は娘が保育園でどろんこ遊びをしたのでこちらを購入。 初めて読んだ時、娘は読んでいる途中から爆笑でした!うさぎが人参を食べようと口を開けた時の「あんぐり」という表現が気に入ったよう。最近は息子にご飯を食べさせるのが好きで、「〇〇く~ん!口をあんぐり開けてね!」とか言ったりしています。笑

 

⑨どろだんご

 

みんなでどろだんごを作ろう!すいかみたいにでっかいの、だんごむしみたいにちっちゃいの、ビー玉みたいにぴかぴかの。土に水を入れて、力一杯かきまわして、おだんごを作ったら乾いた土をまぶす。たくさん撫でてぴかぴかに!出来上がったら、みんなでかたさ比べ。落としても割れないのは誰のどろだんご?

今年の夏、娘が保育園で泥んこ遊びをしていたので購入しました。この本をきっかけに、公園でパパと泥団子を作って遊んだりもしたみたいです。私も子どもの頃にどろだんごを作って遊んだので、この絵本を読むと懐かしい気持ちになります。久しぶりにどろだんごを作りたくてうずうず。夫に息子を見てもらって、娘と思いっきりどろだんご作りをしたいなーなんて思っています。

 

⓾ピッツアぼうや

 

 

外で友達と遊ぶ予定だったのに、雨が降りだしてしまい不機嫌なピート。そんな彼の機嫌をなおそうと、パパはピートをピザの生地に見立ててピザ作りを始めます。最初はよくこねて、トマトやチーズを乗せ、オーブンで焼いてできあがり。(トマトやチーズはおもちゃや紙で代用、オーブンはソファー。) ついにピザが完成!さぁ、切って食べよう!とテーブルに移動するとピザが逃げ出し…。

息子の機嫌をなおそうと、息子をピザに見立てて遊び始めるパパが素敵な絵本です。見習いたい…いや、見習わなくては…。 娘が好きそうなお話だなと思ったのですが、初めて読んだ時は無反応。「もう1回!」と言われると思っていたので拍子抜け。でも、やっぱり好きなタイプの絵本のようで、その後は図書館で借りている間、寝る前に読んで欲しい本の束に必ず入るようになりました。

※図書館で借りた絵本

 

まとめ

娘がすっかりはまっているばばばあちゃんの絵本は本当におすすめです。残念ながら私の語彙力ではその魅力を伝えることができないのですが、とにかく読むと元気をもらえます。(本当に語彙力、文章力がなくてすみません…。)3歳児を苦笑いさせる絵本ってなかなかないのではないでしょうか?子どもはもちろん、大人も読みながら笑ってしまうおもしろさです♪私もすっかりばばばあちゃんのファンになってしまいました。娘は今もばばばあちゃんの絵本が大好きで、我が家は先日5冊目をお迎えしました。自分で開いて眺めたり、私のところに「読んで」と持ってきたりと、娘は毎日ばばばあちゃんの絵本に触れています。お気に入りの絵本があるっていいですよね。「ばばばあちゃんの絵本、次はどれにする?」って娘と相談するのが最近の私の楽しみです。

 

 

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