先日、夫に二度目の戦力外通告をしました。ちょこちょこ夫婦喧嘩はしていますが、今回は久しぶりの大喧嘩、というか私の不満を思いっきりぶちまけた喧嘩となりました。
一度目の戦力外通告から約2年。このブログを書くにあたって、久しぶりに一度目の戦力外通告の時の記事を読み返しましたが、夫が成長していないことを改めて実感。男って、何年経ったら父親になるんですかね…。
↓一度目の戦力外通告の記事はこちら。
目次
➀二度目の戦力外通告に至った背景
私は今、2人目を妊娠中です。仕事は時短勤務。コロナの影響で昨年の12月から在宅勤務が始まり、先日まで出社は週に2~3回でした。ところが、諸事情により今月から私の在宅勤務が0に…。断れるはずもなく、毎日出社しています。
1人目を妊娠している時は在宅勤務なんてなかったし、フルタイムで働いていました。それに比べれば時短な分、出社しても「楽」なはず。が、現実はそんなわけもなく…。
イヤイヤ期真っ只中の2歳児を保育園に連れて行き、仕事をして保育園へ迎えに行く。帰宅したら椅子に座ることなく夕飯作りを始め、食べた後は後片づけ。その後は娘をお風呂に入れ、髪をかわかし、歯を磨いて寝かしつける。その間、幾度となく訪れるイヤイヤ&抱っこ&絵本読んで攻撃。お腹が張っていても休む間もないのです。
一人目妊娠中は自分のペースで休めたし、食事も夫の了承を得てスーパーのお惣菜で済ませることも多々ありました。お風呂だって夜に無理して入らず、翌朝入るなんてことも可能でした。でも、今はそれらができません!
そのうえ、夫はシフト勤務。仕事で土日にいないことも多々あります。そうなると、私はワンオペで週末を終えることも…。もう地獄です。
と、まぁ「ひとりで頑張っているんだぞ!」と言いたいところですが、夫もある程度は家のことをしてくれます。夜勤の時、休みの時は保育園の送り迎えをかわってくれます。洗濯は夫が主担当です。買い物も行ってくれます。私が苦手な排水溝の掃除も頼めば文句言わずやってくれます。お風呂掃除もしてくれます。でも、やっぱり家事の負担は私の方が多いし、なにより「育児」をしてくれないんです。
②戦力外通告のきっかけはささいなこと
私の在宅勤務がなくなった最初の週、久しぶりの連続出勤で私は疲れが溜まっていました。そのうえ、その週は月曜日から木曜日まで夫が早番&日勤続きで娘の保育園の準備やら送り迎えやらもずっと私ひとり。日勤だと帰宅後のヘルプも望めない。もう最悪の週でした。そんな状態で迎えた金曜日、私はへとへと、夫は休みでした。
夫は、休みの日や夜勤明けの日はいつもお米を水につけておいてくれるのですが、その日は私が家に帰ると炊飯器の中は空。夫は保育園のお迎えに行ってくれていたので、帰ってきたらやってくれるかなと思っていました。とりあえず私は一刻も早く横になりたかったので、着替えて寝室へ。
しばらくすると、娘と夫が帰ってきました。娘は手も洗わずに寝室の私のもとへ。夫は自分だけ手を洗って布団に横になると、そのままYouTubeを見始めました。米を水につけるどころか、娘の手洗いも放置!ぶちぎれたいところでしたが、夫が動き出すまで待ってみることにしました。そこから1時間半。夫はずーーーーーーーーーーーっとYouTubeを見ていました。娘がお茶を飲みたいと言っても、私が動くのを待つかのようにしばらく放置。私が動かないとわかると、ようやく娘にお茶を出しました。そして私に対して放った言葉は「ご飯作らないの?」です。
〈私の心の中〉
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!????????
お米も水につけていないヤツが何だって?ってか、休みだったんだから夕飯ぐらい用意しとけよ!(我が家の夕飯は食材宅配サービスのヨシケイなので、やろうと思えば夫もレシピを見ながら作れます。)
心の中の言葉は飲み込んだものの、「ご飯作らないの?」に対して返事をする気にもならず。私が夕飯を作る気がないとわかると、夫はようやく重い腰を上げて娘のご飯だけ用意し始めました。(と言っても、アンパンマンカレーです。)その後の後片付けは放置。怒りがおさまらない私は自分の分だけパスタを用意し、洗い物をして再び布団に横になりました。
夫は娘をお風呂へ入れてくれましたが、娘の「あれとって!」は無視。娘が泣いていてもYouTubeを見ていました。娘の就寝時間になると、私が寝ている寝室へ娘だけ入れて自分は再びYouTube。そうして金曜日は終わりました。
ずっと寝ていてご飯作りも娘の世話も一切を放棄した私の態度が許せなかったのでしょう。次の日、夫は午前中、ずーーーーーーーーーーーーーっとYouTubeを見ていました。本当にずーーーーーーーーーーっとです。朝7時から11時まで。よくもそんなくだらないものに4時間も使えるなぁと思うのですが…。結果、私がついに爆発、「YouTubeばっかり見て家事・育児をしない夫なんていらない!」と戦力外通告に至りました。
③戦力外通告で私が夫に伝えたかった事
要約すると以下の2つです。
・夫にもっと家事&育児をしてほしい。
・子どもが起きている時間はYouTubeを見るのをやめて欲しい。
でも、夫の返事は「俺は家事も育児もやっている。通勤時間も勤務時間も俺の方が長いのに、まだやれというのか。」でした。「通勤時間も勤務時間も私より長いのに、どうしてあなたの方が家で寝転がってYouTube見ている時間が長いのか?」と問いましたが、「そんなことはない!」と。(そんなことある。)ついでに、「あなたが仕事でいない土日はワンオペだし、3人でや休みの時は出かけるしで私の休みがない!」とも伝えましたが、「だったら仕事を辞めればいい!今すぐやめちまえ!」でした。(ちなみに、私が仕事を辞めたら生きていけません…経済的に。)
夫の返事を聞いて、「あぁ、この人は、もうこれ以上家事・育児をする気はないんだな。夫婦で頑張って、お互いに助け合っていこうとか、子どものために頑張ろうっていう気はないんだな。」と心から悲しくなりました。だって、本人が今の自分に満足してしまっているんですから。私が今後何を言っても、もう変わることはないでしょうね。
ついでに言うと、この喧嘩の時、夫から「離婚しよう」って言われたんです。私は夫婦で頑張っていくために改善を求めたのに、夫は離婚して自分だけ楽になることを選んだわけです。だって、YouTubeばかり見ている夫に子どもを任せられるわけないですから、必然的に私が子どもを引き取ることになりますよね。離婚することで子どもが寂しい思い(父親とは会えなくなるうえ、私ひとりで育てるならフルタイムに戻る必要がある。)や苦労をすることなんて想像せず、自分が楽になることだけ考えている。やっぱり子どものことなんて考えていないんだ、と夫の本心がはっきり見えたなと私は思いました。
④私が夫を戦力外と思う一番の理由
ここまで読まれた方の中には、もしかしたら「夫さん、家事&育児を結構やってくれている方なんじゃない?」と思われている方もいるかもしれません。。確かに、同棲を開始した9年前の夫よりはやってくれるようになった気がします…。でも、私が夫を戦力外だと思う一番の理由は、家事ではなく育児なんです。
夫は、〈保育園の送り迎え=育児〉と認識している気がするんです。でも、育児って保育園の送り迎えだけじゃないですよね?外から帰ってきたら手を洗わせたり、お茶を飲みたいって言ったら与えたり、絵本を読み聞かせたり、泣いていたらなだめたり、イヤイヤと向き合ったり、誤嚥しないように食事を見守ったり、食べこぼしたものを片付けたり…。そういうの、夫は全部スルーなんです。たまらず私が「ちゃんと娘のことを見てて!」と言うと、娘のそばでYouTubeを見るor自分が見ているYouTubeをアンパンマン等に切り替えて子どもに見せる。もう「そうじゃない感」が半端ない!
YouTubeを見ることが夫の息抜きならば、夫から完全に取り上げるつもりはありません。でも、娘が起きている間はやめて欲しい。完全にはやめられないなら、せめて30分とか60分とか時間を決めて、事前に私に「今からYouTubeを何分見てもいい?」とか確認してほしい。そして、見るにしても娘の様子は気にしていて欲しいし、娘の要求には答えてあげて欲しい。それって頼まなきゃいけないことではなく、父親として普通のことだと思うんですけどね…。
⑤まとめ
Twitterを見ていると、世の中には本当に家のこと・子どものことをなんにもしない夫・父親がいるらしいです。Twitterに流れてくる妻たちの愚痴を見ていて本当にびっくりします。夫はそういう人たちと比較すれば家事・育児をしてくれる方です。夫自身もそう自負しているのでしょう。夫の口癖は「俺はイクメン。」「俺はやっている方。」です。娘が産まれて2年半、口癖は変わりません。
確かにTwitterで見るような、何にもしない人たちと比較すれば、夫は「やっている方」なのでしょう。でも、比較する相手を間違っていませんか?比較するなら赤の他人ではなく、妻である私と比較しろ!そうしたら、明らかに夫は「やっていない方」です。それに気が付いてくれる日は来るのでしょうか…。「俺はやっている。」って言われてしまったし、やっぱり諦めるしかないのかな…。2人目も産まれることだし、夫にはもう一段階成長してほしいのだけど。
娘は産まれてからの2年半でものすごく成長しました。ご飯はひとりで食べられるし、お話や歌も上手です。半年ぐらい前まで飛びきれていなかったジャンプも今では歩きながらします。2年半で子どもはこんなに成長したのに、夫の成長が追い付いていない。もどかしさを感じる日々はまだまだ続きそうです。
しまじろうパパを見習ってほしい…。
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