最近購入した図鑑の中で私のお気に入りの一冊。
それは『ねこのずかん』。
もともとはkodomoeという雑誌の付録だったもので、そこに大幅加筆したものが、この『ねこのずかん』なんだそう。
我が家には既に同じ作者の『パンのずかん』があり、娘が気に入ってくれているので『ねこのずかん』も購入することにしました。
作者の大森裕子さんの絵、すごく素敵なんです。
『パンのずかん』でそのリアルさに驚きました。
どのパンも本物そっくりで、とてもおいしそうに描かれていて。
くまさんたちがパンを作り、販売している設定なのですが、くまさんたちの絵もとても愛らしい♡
『ねこのずかん』では、その大森裕子さんが書いた猫の絵がまたリアル!
たくさんの猫の絵が描かれているのですが、どれも今にも絵本から飛び出してきそうなほど。
どの猫も、とても生き生きとしているのです。
『ねこのずかん』の監修をされているのは、動物学者の今泉忠明さん。
今泉さんは『なぜ?の図鑑』のネコ、イヌ、動物の著者でもあります。
我が家には『なぜ?の図鑑』のネコもあるのですが、なんと!『ねこのずかん』は28ページという薄さで『なぜ?の図鑑 ネコ』の内容をしっかり網羅しているのです。
※野生ネコについては書かれていません
猫のからだの特徴、種類、しぐさ、食事、排せつ、一生、遊び方など盛りだくさん。
娘は『なぜ?の図鑑 ネコ』が大好き!
でも、お出かけには重くて持って行けない…。
『ねこのずかん』なら持ち運びが楽でいいかな?と思って購入しました。
子どもに図鑑を買い与えようと思うと、どうしても「植物」とか「動物」とかお勉強系のものをイメージしますが、図鑑に慣れ親しませることが目的なら、子どもにとってもっと身近な猫や犬の図鑑から始めるのが良いのではないかと私は思っています。
家で猫や犬を飼っているならなお良し! ←羨ましい
図鑑と目の前の犬や猫を見比べて、親子で「今はごきげんなんだねー。」とか「安心しているね。」とか会話をすると、子どものペットへの愛も理解も深まるし。
かつ、図鑑との距離も縮まる。
私の図鑑育児バイブル『頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』には、いきなり本格的な図鑑を買い与えるのではなく、3つのステップを踏むことが大切と書いてありました。
ファーストステップは図鑑に「慣れる」ことが目的。
それには絵本タイプから始めると良いそうです。
『ねこのずかん』も絵本タイプ。
一字一句読まなくても、絵を眺めるだけで十分楽しい♪
0歳からの図鑑育児にもぴったりです。