1歳1ヶ月の終わり頃から始めた我が家の図鑑育児。
早くも3ヶ月が経過しました。
毎日、娘が自ら図鑑を開くようになり、娘にとって図鑑を眺めることが当たり前の生活になりました。
お家育児の参考になればと思い、娘のお気に入り図鑑を紹介します。
今回はいわゆる「図鑑」と言われるシリーズものを取り上げます。
目次
- ①はじめてのどうぶつずかん
- ②小学館の図鑑NEO まどあけずかん たべもの
- ③小学館の図鑑NEO まどあけずかん のりもの
- ④小学館の図鑑NEO 野菜と果物
- ⑤きせつの図鑑
- ⑥『なぜ?の図鑑 ネコ』
- 私の図鑑の選び方と図鑑育児をする上で心がけていること
①はじめてのどうぶつずかん
このブログで何回か登場している『はじめてのどうぶつずかん』。
娘はこの図鑑が大のお気に入り。
我が家にあるたくさんの図鑑の中で、娘はこの図鑑を手に取ることが一番多いですし、毎回じっくり眺めています。
理由として考えられるのは
・一般的な図鑑よりも小さく、1歳児が扱いやすい大きさであること。
・動物はすべてカラー写真であること。
・ページがめくりやすいボードブックタイプであること。
ではないかと思います。
購入当初はどの動物を見ても「ワンワン」と言っていましたが、今では「おしゃるしゃん(サル系全般)」「うしゃぎしゃん」「がおーっ!(ライオンやトラなどの猛獣系全般)」「ニャンニャン」「ぶーぶー(ブタ)」「カーカー(カラス)」「シャチ」など言える言葉が増え、各動物の名前や特徴を認識し始めたことがうかがえます。
最近、このシリーズの『のりものずかん』も購入しました。
外を歩いていると車やトラック、ゴミ収集車や電車などに興味を示すようになったので。
残念ながらあまり手に取ってくれてはいませんが、気長に興味を示してくれる日を待とうと思っています。
②小学館の図鑑NEO まどあけずかん たべもの
食べることが大好きな娘は『まどあけずかん たべもの』も大好きです。
購入当初は娘の食事の時にこの図鑑をテーブルの上に用意し、「〇〇ちゃんが食べているのはこれ、お豆腐だよ。」とか言いながら、図鑑と食べ物の両方に興味を示してもらえるように働きかけました。
食事の後に図鑑を開いて、「さっき食べたキャベツはこれ。おいしかったねー。」などの声掛けも行っていました。
そのおかげか、少しずつ娘が自分からこの図鑑を開くように。
図鑑に興味をもってもらううえで、娘にとって一番身近な食べ物の図鑑を選んだのは正解でした。
③小学館の図鑑NEO まどあけずかん のりもの
初めて購入した図鑑①②で娘が図鑑にうまく食いついてくれたことに気をよくした私は、『まどあけずかん のりもの』を購入しました。
しかし購入当時、乗り物に興味をもっていなかった娘は、全くこの図鑑に興味をもってくれず…。
無理強いすることはせず、「そのうち興味をもってくれれば」と本棚にしまっておき、たまに私が取り出して眺める姿を娘に見せるということを何度か繰り返していました。
そのうちに娘が電車に興味を持ち始めました。
電車の姿が見えなくても、電車の「ガタンゴトン」という音が線路から聞こえてくるだけで「んしゃ!」と反応するように。
「いまだ!」と思った私は、その日から『まどあけずかん のりもの』を娘の前に開いて「今日、電車見たねー。」と声をかけるようにしたところ、この図鑑も娘が自分から開いてくれるようになりました。
今は車やトラックなどにも興味津々です。
④小学館の図鑑NEO 野菜と果物
『まどあけずかん たべもの』に娘が興味を示してくれたのは良かったのですが、野菜の掲載が少なく、娘が実際に食べているものがあまり載っていないことが気になっていました。
そこで購入したのが、『小学館の図鑑NEO 野菜と果物』。
娘は最初、文字の多いこの図鑑に全然興味を示してくれませんでした。
食事の時間に『まどあけずかん たべもの』と一緒にテーブルへ持って行き、娘に「いま食べているお野菜はこれ、きゅうりだよ。」などと変わらず声かけを実施。
その時は見てくれるものの、やはり自分では開かない。
それならばと、娘にカットする前のきゅうりやとまとなどお野菜を手に持たせる機会を作ってみました。
そこへ図鑑を取り出し、きゅうりやとまとのページを見せる。
この作戦が成功し、『小学館の図鑑NEO 野菜と果物』も娘が自分で開くようになりました。
最近はバナナやあぷー(りんご)、しゃーしゃい(お野菜)など言える単語が増え、図鑑を開いては言葉を発しています。
⑤きせつの図鑑
次に買う図鑑は何にしようかと考えている時に出会ったのが『きせつの図鑑』。
保育園に通う娘は、保育士さんのおかげで季節の行事にたくさん触れられます。
家だとスルーしてしまいがちな小さな行事も取り上げてくださるので、それを活用しない手はないなと思いました。
購入してすぐの頃に節分がありました。
これはチャンスと図鑑を見せてみましたが、「節分」をよくわかっていなかった娘には空振り。
「次はひなまつりだ!」とお雛様のページを一緒に眺めていたところ、ある日娘が図鑑を開いて「あっ!あっ!」とお雛様を指さすようになりました。
どうやら娘の中で繋がったようです。
それ以来、1ヶ月以上経った今も毎日この図鑑を開いてお雛様のページを見ています。
この図鑑の良いところは季節の花や食べ物、昆虫などのいきものも掲載されている点。
我が家にはまだ昆虫図鑑がないのですが、『はらぺこあおむし』の絵本のおかげで「ちょうちょ」に興味をもちはじめた娘に「蝶」のページを見せたところ、このページも娘のお気に入りになりました。
ただし、娘はいわゆる昆虫は好きではないようで、今のところ昆虫の絵は嫌がります。
そのため、「昆虫図鑑を買うタイミングは今ではないな。」と娘の興味をはかれるのも『きせつの図鑑』の良いところです。
⑥『なぜ?の図鑑 ネコ』
最近「にゃんにゃん」と言えるようになった娘に『なぜ?の図鑑 ネコ』をプレゼントしました。
さりげなく本棚に置いておいたところ、見つけるなり「にゃんにゃん!にゃんにゃん!」と大興奮!!
すぐに開いていました。
この図鑑は家猫の歴史や猫の行動の意味などが「なぜ?」という質問形式で掲載されています。
今は猫の写真を見るだけでも、成長に従って娘が猫の行動に興味を持ち始めて「猫はどうして〇〇するの?」などと質問してきた時に「じゃあ、一緒に図鑑で調べてみよう!」と言いやすいかなと思って購入を決めました。
文字が読めるようになれば、読み物としても楽しめそうですし。
『なぜ?の図鑑』は他に犬や動物、宇宙や植物などがあるので、我が家は一通りそろえようと考えています。
私の図鑑の選び方と図鑑育児をする上で心がけていること
以上が今我が家にある、いわゆる「図鑑」と呼ばれるものです。
私が図鑑を選ぶ際のポイントは、「娘の興味とうまく結びつけられるか」という点。
1歳の娘はいろいろなことに興味を示します。
その興味を見逃さないこと、そして娘の生活の中に関わりのある図鑑を選ぶことを重視しています。
だからと言って、娘の興味が向いていない図鑑を全く買わないわけではありません。
『まどあけずかん のりもの』や『きせつの図鑑』は娘の興味には触れていませんでしたが、購入しました。
理由は娘が興味をもったときに、すぐに図鑑を見せられるようにするためです。
娘の生活を注意深く見守り、興味を示したり、生活に関わりのありそうな図鑑を先に用意しておく。
購入したらまずは見せてみる。
それで興味を示さなければ、無理強いはせずに本棚にしまっておく。
そして、娘がその対象に興味を示し始めた時にすかさず図鑑を見せる。
今のところはこの方法で我が家はうまくいっています。
ポイントをまとめると
・娘の興味や生活に関わりのある図鑑を用意しておく。
・購入して興味を示さなくても無理強いしない。
・興味をもち始めた時にすかさず図鑑を広げる。
図鑑育児をすると、自然と子どもをじっくり観察するようになります。
その結果、子どもの成長にも細かく気づけて一石二鳥。
いや、子どもと一緒に図鑑を眺めることで親も賢くなって一石三鳥かも。
楽しいので図鑑育児おすすめです♪
次回はいわゆる「図鑑」ではないけれど、以下の著書で紹介されていた絵本のような図鑑を紹介します!
〈私が図鑑育児の参考にしている本〉
↑ なぜ図鑑育児が良いのかを脳医学の観点から説明してくれており、参考になります。
↑私の図鑑育児のバイブル。図鑑育児に興味があるなら絶対読むべき!
↑年中さん~小学生のお子さんがいる方の参考になる、図鑑を使った遊び方が豊富に掲載されています。