マネバナナ

アーリーリタイアを夢見るアラフォーママが好きなことを好きなように書いています

アラフォーワーキングマザーが二十歳の頃に出会いたかったと思う本

 

 

今日は成人式。

自分が二十歳だったのなんて、ついこの間のことのはずなのに、数えると…。

あれっ?あと数年で20年?おかしいな…。苦笑

 

40代が少しずつ近づいてきている今、二十歳の頃に知っていたかったと思うことって本当にたくさんあります。

「なんで誰も教えてくれなかったの~!!!」って当時の私の周りの大人に文句を言いたいぐらい。

自分から情報を取りに行かなかったのが悪いのだけれど、二十歳の頃って自分の周りの世界しか見えていなかった。

自分の周りが世界のすべてだったから、自分の周り以外の世界があることも、他の人の周りには自分とは違う世界が広がっていることも知らなかった。

 

だから、言い訳だけど、自分の知らない情報を取りに行くという頭がなかった…。

まだガラケーの時代で、今みたいに手軽に携帯でネットを見る時代でもなかったし。

 

今はスマホでネットからたくさん情報を得られる時代だから、今の二十歳の子たちは当時の私よりは視野が広く、いろいろな情報に触れているのかもしれない。

でも、自分から取りに行く情報には偏りがあるのかな…とも思う。

私自身もそうだし。

 

ということで、あと数年で40代に突入する私が、「二十歳の頃に知りたかった―!」と思うことを書こうと思います。

でも、私の言葉で書いても説教臭くなるだけだと思うので、伝えたいことが書いてある本を、二十歳の方々に送ります。

 

 

目次

 

 ①人生の値段~ゼロから始めて必要なお金を作る本~
人生の値段 ~ゼロからはじめて必要なお金をつくる本~

人生の値段 ~ゼロからはじめて必要なお金をつくる本~

  • 作者:泉 正人
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2012/11/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 ファイナンシャルアカデミーの代表、泉正人さんの本です。

『人生の値段』ってちょっとドキッとするタイトルですよね。

この本に書いてあることは、「時間とお金を味方につけて、自由な人生を手に入れましょう。」ということ。

 

 

二十歳の時って、お金はあまりないけれど時間はたくさんあります。

そのたっぷりある時間と少しのお金を自己投資にあてることで、30代の自分の人生は全く違ったものになっていたのではないかと今の私は思うのです。

 

本書は前半が自己投資、後半が金融投資の話になっています。

もし二十歳の時にこの本に出会っていたら、就職先に選んだ会社も、社会人になって入ってくるようになったお給料の使い道も、自己投資と思って費やした資格(結局は取得しただけで全く活かされていない多数の資格を私は持っているのです…)取得のための勉強時間も、全く別のものに使っていたと思います。

 

この本はつい最近も読み返した程お気に入りの本なのですが、読むたびに「二十歳の頃に出会いたかった…。」という気持ちにさせられます。

だから、今二十歳の方々にはぜひ読んでいただきたい本です。

 

 

②社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!
社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう! (だいわ文庫)

社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう! (だいわ文庫)

  • 作者:ちきりん
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2013/05/31
  • メディア: Kindle版
 

 

これは昨年読んだ本です。

旅は行った先の食べ物や観光を目的とする人が多いですが、著者は旅を通してその国の政治や経済を肌で感じることを目的としています。

彼女のすごいところは、旅を点で終わらせないところ。

時代を変えて同じ国をもう一度訪れ、変化を楽しみ、年表のように線に変えます。

 

二十歳の頃、私は大学で旅サークルのようなものに所属していて、あちこち旅をしていました。

でも、当時の私がこの本を読んでいたら、行き先も、行く前の情報収集も、旅先で見た景色も、旅から得た経験も全く違ったものになっていたのではないかと思います。

自分がした旅が無駄だったとは思いません。

ですが、たくさんの時間があり、いろいろなことを吸収する頭の柔らかさがあり、体力もあり余っていた20代に、海外にあまり行かなかったことを今はすごく後悔しています。

二十歳の頃の私は本当に視野が狭かったんだなと、この本を読んで痛感しました。

「あー二十歳からやり直したい!」と思わされた本です。

 

↓書評を書いています。良かったらご覧ください。

www.manebanana.work

 

 

 ③10年後、君に仕事はあるのか?-未来を生きるための「雇われる力」
10年後、君に仕事はあるのか?―――未来を生きるための「雇われる力」

10年後、君に仕事はあるのか?―――未来を生きるための「雇われる力」

  • 作者:藤原 和博
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2017/02/10
  • メディア: 単行本
 

近い将来、人工知能にほとんどの仕事を奪われると言われる今、就職先に悩んでいる二十歳の方は多いのではないでしょうか。

どんな仕事に就いたら長く働けるのか?

どんな仕事に就いたら稼げるのか?

将来が読みづらい時代になって、本当に困りますよね。

しかも、いまだに親は自分たちの時代の価値観を押し付けてくる…なんて、悩みもあるかもしれません。

 

本書は、働きながら100万分の1の存在になる方法を解説した本です。

著者は3つのキャリアを5~10年ずつ経験して、その掛け算で希少性を獲得し、100万分の1の存在になりましょうと言っています。

 

今の時代、1つの会社で長く働くことは難しくなってきています。

でも、この考え方を知っていたら、何も怖くないですよね。

 

私は社会人になって今の職場が3社目です。

でも、残念ながら今の私は100万分の1の存在になれてはいません。

100万分の1の存在になろうと思って転職したわけではないからです。

そんなことを意識して仕事もしていませんでした。

 

もし私が二十歳の頃にこの本に出会っていたら、もっと戦略的に自分のキャリアを考えて仕事をし、転職先も決めていたと思います。

そう考えると本当に悔しい。

 

1つの会社に定年まで勤める時代ではなくなった今、二十歳の方々に絶対読んでもらいたい本です。

 

二十歳の方へ

人生100年時代といわれ、長生きがリスクと考えられるようになった現在。

老後のことばかり考えがちですが、全員が100歳まで生きられるわけではありません。

残念ながら、明日死ぬ可能性もゼロではないのです。

 

私が今回紹介した本は、自己投資もしくは金融投資について書かれたもので、今を楽しみながら将来に備えるための本ばかりです。

老後のことばかり考えて我慢だけの生活のまま100歳まで生きても、後悔しか残らないと思います。

ましてや、予想より早く、若くして死が間近に迫ってきてしまったら…。

 

①将来を見据えた自己投資をして自分の価値を上げる。

②金融投資をしてお金にも働いてもらうことで将来に備える。

③投資で得た利益の一部を使って、今の自分の楽しみにもお金を使う。

私が今20歳に戻れるのなら、きっとそうやって今を楽しみながら将来に備えると思います。

 

二十歳を迎えた方々が、悔いのない人生を送れますように。

 

 

今週のお題「二十歳」

 

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