マネバナナ

アーリーリタイアを夢見るアラフォーママが好きなことを好きなように書いています

『0歳からの歯育て』むし歯予防だけではなかった!子どもの歯育ては「歯並び」も超重要!!

 

『0歳からの歯育て わが子を愛するお母さんに伝えたい大切なこと』を読みました。1歳の娘が仕上げ磨きを全力で拒否するので、何か良い方法はないかと手に取ったのがこの本。

結果、仕上げ磨きを喜んで受け入れてくれるような魔法は書いてありませんでしたが、子どもの歯育てはむし歯予防だけでは不十分ということがわかり、とても勉強になる本でした。

 

目次

 

内容

子どもの虫歯予防と歯並び予防、最新の矯正技術について書かれている本。

0歳から18歳まで、年齢別に親が子どものためにしてあげるべきことが紹介されている。

 

・家庭でできる虫歯予防と歯並び予防

・歯医者さんとの付き合い方

・既に歯並びに異変が出ている場合の矯正方法

など、歯医者さんに聞きたいけど、なかなかチャンスがなくて手に入らない情報が盛りだくさん。

 

0歳から18歳までの子どもを持つ親のための、歯育ての教科書と言える本。

 

感想

 

 

本書は-1歳からの虫歯予防と、0歳からの歯並び予防について書かれています。

年齢別に親が子どもの歯育てのためにやるべきことが書かれており、とても勉強になりました。

いつものことながら、お恥ずかしい話ではありますが、歯育ては虫歯予防だけでなく、歯並びも気にしなくてはいけないというのは完全に盲点でした。

出産前から母親学級などで赤ちゃんの虫歯予防についての話はたくさん聞きました。

でも、子どもの歯並びについて話をしてくれた人はいませんでした。

私自身は歯並びは悪くないので、娘の歯並びのことは意識しておらず…。

この本で気づけて本当に良かったです。

 

この本を読みながら自分の子ども時代を思い返すと、母は積極的に私に硬いものを食べさせていました。

今はイカが嫌いなので絶対に食べませんが、子どもの頃はするめをよく食べていた記憶があります。(子どもの頃の私は、するめがイカだと気づいていなかったのか…?)

「噛み切れないから嫌!」と言っても、お肉もよく食卓に出ました。

噛んでも噛んでも飲み込めないお肉が口の中に味のなくなった状態で残ってしまい、母の目を盗んでティッシュに吐き出していた記憶も多々…。(お母さん、ごめんなさい。)

私の歯並びの良さは母親のおかげだったんだと、今になって気づきました。

 

本書の0歳から3歳について書かれた章では、歯並び予防を意識した正しい離乳食の与え方や間違った離乳食の与え方、歯並びを悪くする子どもの悪癖などが書かれており、今の娘と照らし合わせることができました。

 

娘の場合は

①食べ物をよく噛まずに飲み込んでいる。

②うつぶせ寝。

③口呼吸。

が該当。

 

①は「よく噛んで食べるんだよー。」と言って手本も見せているけれど、今のところ効果なし。

手づかみ食べは顎育てに良いと本書に書いてあったので、今は手づかみ食べを積極的にさせることでカバーしています。

どのくらい積極的に手づかみ食べをさせているかと言うと、ほぼ全てです。

スプーンを持って食べるように訓練しているのですが、面倒なようで娘は手7:スプーン3(実際は8:2かも)ぐらいの割合で食べています。

それでも無理やりスプーンで食べさせることはせず、納豆でも汁気のあるものでも、なんでも娘が手で食べたいと思ったものは止めずに見守っています。

 

②は、うつぶせ寝の習慣がついており、改善が難しいところ。

少しずつ仰向けで寝るように習慣づけをしていこうと思っています。

 

③は保育園に通っているため、万年風邪っぴきなのがイタイ!

家にいる間はこまめに鼻を吸うようにすることで、口呼吸を防ぐように気をつけています。

 

あと、ストローマグも歯並びに良くないそうです。

「保育園ではコップで飲んでいるし。」と、この本を読む少し前から家でストローマグを使っていたのですが、すぐに止めました。

 

乳歯はすきっ歯な状態で生えそろうことを意識して、今は娘の顎育てに奮闘中です。

 

本書では、最新の矯正についても多くのページを割いて書かれています。

抜歯をせず、昔ながらの見た目もつけ心地もいまいちな矯正器具をつけずに歯並びを改善できるそうです。

お子さんの歯並びで悩んでいる方に、とても参考になる内容だと思います。

 

でも、歯育てでやっぱり忘れてはいけないのは虫歯予防。

著者によると、子どもの歯育ては赤ちゃんがお腹にいる時から始まっているそう。

どういうことかと言うと、「母親の口腔内の菌は、産後ずっと一緒にいる赤ちゃんに移りやすいので、出産前に、お母さん自身が歯の治療やクリーニングをしておきましょうね。」ということです。

 

私は娘を妊娠中、安定期に入ってから出産直前まで歯医者に通っていました。

産後も、3ヶ月後から現在まで月1で欠かさず歯医者に通っているので、この点はクリアしています。

 

産後はどうしても自分のことは後まわしになりがちです。

だからこそ、歯医者には定期的に行くことをおすすめします。

これは、私自身が月1で歯医者に通っているからこそ、声を大にして言いたい。

 

定期的に歯医者に通うメリットはいくつかあります。

①リフレッシュできる。

歯医者の待合室で本を読むのが私の至福の時間です。

歯をクリーニングしてもらった後は口の中もスッキリして、心も体も軽くなります。

②歯磨きを丁寧にするようになる。

定期的にチェックしてもらっていると、歯磨きに自然と時間をかけるようになります。

次回、歯医者さんに「歯磨きが雑。」と指摘されないように。笑

③親が一生懸命歯を磨いている姿を子どもはちゃんと見ている。

娘は仕上げ磨きは嫌がりますが、歯磨きは大好きです。

生後3ヶ月くらいから、私が歯を磨く姿をニコニコしながら見ていたからかもしれません。

 

最後に。

私は、親自身が歯を大切にする姿勢は自然と子どもに伝わるのではないかと思っています。

娘の歯だけでなく、自分の歯も大切にしていれば、娘も自分の歯を大切にするのではないかと。

 

私はこの本を読んで、娘にきれいな歯並びをプレゼントしようと意識が変わりました。

今、この本に出会えて本当に良かったです。

 

 

0歳からの歯育て わが子を愛するお母さんに伝えたい大切なこと

0歳からの歯育て わが子を愛するお母さんに伝えたい大切なこと

  • 作者:下田 孝義,下田 ミナ
  • 出版社/メーカー: 現代書林
  • 発売日: 2019/11/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

 

 

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