なかなか寝付かない、寝てもすぐに起きてしまう。
生後6ヶ月まで娘の睡眠問題と格闘し続けた私が、『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』という本に出会ってから、娘の眠りの質を改善するために行ったことを2回に分けて書いてきました。
最初にしたことは娘の生活リズムを整えること。
次に入眠儀式の見直し。
その結果、全然してくれなかったお昼寝をするようになり、眠りにつくまでの時間も大幅に短縮。
少しずつ娘の睡眠の質が改善されていることを感じ始めていました。
でも、まだ夜中に目を覚ますことがしばしば。
というか、頻繁でした。
これはもう、生活リズムや寝かしつけ方だけの問題ではないかもしれないと思い始めました。
実は私には心当たりが1つありました。
今回はそのことについて書きます。
目次
【7】母乳をやめて完ミに切り替えた
娘が30分おきに目を覚ますようになった頃、娘は頻繁に母乳を欲しがるようになっていました。
ちょうど離乳食が2回食に入って少し経った頃です。
娘は当時、離乳食をほとんど食べてくれない子でした。
そのため母乳で栄養をとっていたのですが、やたらおっぱいを欲しがるように。
これはもしかしたら、母乳が出ていないのではないかと感じ始めました。
それを示すかのように、久しぶりにショッピングセンターで娘の体重を測ったら、ほとんど増えていなかったのです。
「娘が夜ぐっすり眠れないのは、一日の栄養が足りていないからかもしれない。」
そう思うようになってすぐ、母乳をやめて完ミに切り替えました。
娘はもともとほぼ母乳で育ってきたので、寝る前に飲むミルクさえも拒否することがありました。
それなのに完ミにしてみたら、ミルクを欲しがる欲しがる。
1回の量を200mlからスタートしたのですが、それでも頻繁にミルクを欲しがるので、220ml→240mlと増やし、最終的に離乳食と合わせて1日4回のミルクで落ち着くようになりました。
この頃から娘が夜の睡眠中に目を覚ますことがなくなりました。
どうやら娘の眠りの浅さの原因は空腹・栄養不足だったようです。
出産直後、私は助産師さんに娘が一人目であることを驚かれるほどに母乳が良く出るタイプでした。
だから、最初は母乳が足りていないとは思っていなかったのです。
でも、恐らく離乳食が2回食になった頃から母乳の出が悪くなっていたのだと思います。
あまり胸が張らなくなったので、うすうすそんな気はしていたのですが、空腹=眠りの浅さとはすぐには結び付きませんでした。
もし、赤ちゃんの夜泣きで困っているのでしたら、母乳やミルク、離乳食の量が足りていない可能性も考えられます。
何をやってもダメな時は、ミルクや離乳食の量を増やしてあげると良いかもしれません。
まとめ
かれこれ半年、我が家では平和な夜が続いています。
私がこうしてブログを書くことができるのも、娘が夜ぐっすり寝てくれるから。
娘が夜に目を覚まさなくなったと言っても、赤ちゃんなので寝言泣きはあります。
でも、しばらく様子を見ているとすぐに泣き止みます。
たまーに怖い夢でも見るのか、寝言泣きから起きてしまうこともありますが、隣にいてあげるとすぐに再び眠りにつきます。(寝ぼけてるのかな?)
保育園に通い始めて、環境の変化から夜泣きがスタートしたらどうしようかという不安もありましたが、そんな心配も杞憂に終わりました。
むしろ保育園でたくさん遊んで刺激をもらっているせいか、ますます眠りが深くなったほどです。
今では朝起こしても起きません!笑
先日、半年ぶりくらいに一晩中娘が寝ては泣いてを繰り返した日があってびっくりしたのですが、その日だけのことでした。
こういうことがあると、夜泣きの再来か?と未だにドキドキはします。笑
結果的に娘の眠りの浅さは空腹を満たすことで解決しましたが、娘の生活リズムを整える機会を得ることができたのは本当に良かったと思っています。
一度生活リズムが整うと、就寝時間が近づけば自動的に娘の顔には眠気が漂い始めるようになりました。
保育園から帰ってきて娘がぐずっても、甘えたいのか、眠いのかの判断も簡単につくので対処しやすいです。
(甘えたい時は娘が自分から離れていくまでハグをしたり、一緒に遊んであげたりします。眠い時は寝る時間を前倒しできるように動きます。)
赤ちゃんの眠りの浅さや睡眠の質、夜泣きに悩んでいるママさん。
赤ちゃんがぐっすり眠れる音楽とか絵本とか、私も頼りました。
でも効果は一時的。
根本的な解決にはなりませんでした。
赤ちゃんとママの未来にとって一番良いのは、生活リズムを見直すことではないかと私は自分の経験から感じています。
それと、赤ちゃんのお腹を満たし、しっかりと栄養を与えること。
あくまでも私と娘の場合の話ではありますが、赤ちゃんの寝かしつけや眠りの浅さ、夜泣きで苦しむママさんのお役に立てれば幸いです。