マネバナナ

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『世界で活躍する子の英語力の育て方』子どもの英語教育=英会話は間違いだった!

 

船津徹さんの『世界で活躍する子の英語力の育て方』を読みました。

リーディング力を軸にした英語教育について書かれている本で、英語=英会話と思っていた私にとって、とても勉強になる本でした。

この本に出会わなければ、娘の英語教育を間違った方向に導いていたかも。

 

子どもの英語教育に関心のある方にとても参考になる本です。

内容をご紹介します。

 

目次

内容

子どもの教育を考える時、親は20年先の社会を想定して教育を与えなければならない。

少子高齢化社会がハイスピードで進行する日本は、国家の経済力や競争力を維持するために更なるグローバル化を避けられないだろう。

そうなれば、20年後には「英語格差=収入格差」という方程式が出来上がる。

 

今の日本の英語における教育改革は韓国を手本に進められているのが見て取れる。

韓国は1997年に起きたアジア通貨危機によって韓国ウォンが暴落し、韓国企業は生き残りをかけてグローバル化を推進した。

それに伴い、採用する人材には高い英語力が求められるようになり、韓国の一流大学を出ても英語ができなければ就職できないという事態が勃発。

韓国人は我が子を英語のできる人材に育てるため、幼少期から英語教育に力を入れるようになった。

その結果、20年前までは日本と並んで「英語下手」と言われていた韓国人は高い英語力を身に付け、2017年のTOEFL iBT平均スコアではアジア29ヶ国中11位にランク人するほどとなった。

これは英語が公用語である香港と肩を並べるレベルである。

(ちなみに日本のスコアは29ヶ国中27位で、過去20年間ほぼ変わっていない。)

 

日本でも、これからの20年で韓国のような急速なグローバル化が求められることは避けられない。

では、どうやって我が子に世界で通用する英語力を身に付けさせたら良いのか?

 

筆者が考える英語教育の目標は以下の3つ。

1.CEFR B2レベルの英語力を子どもに身に付けさせる。

2.リーディング力の獲得。

3.8~10年間の英語学習期間の確保。(学校の英語の勉強+1,000時間)

 

この目標を達成するためには英語のリーディング力を鍛えることが重要。

本書ではその具体的な方法や子どもの年齢別の対策、教材について紹介している。

 

 

感想

子どもたちが将来求められる英語力のレベル、必要な学習時間、英語の習得方法など、書かれていることが明確で、再現性の高い良書でした。

著者は、英語を子どもに習得させるにはリーディング力を鍛えることが効果的だと主張。

これは、私にとっては目から鱗でした。

「英語の習得=英会話を習わせる」だと思っていたので。

 

発音がきれいで、ネイティブの英語を問題なく聞き取ることができ、自分の意見を英語で正確に伝えられることが、私の中では英語教育のゴールとなっていました。

読み書きは学校でたくさん習うし、むしろ学校の読み書き中心の英語教育は、使えない英語を学ばせる悪の行為とすら思っていたほど。

 

でも、「子どもが英語の本を自分で読めるようになれば、親は子どものレベルにあった本を与えるだけでいい。」という著者の主張には納得。

日本語だって、本を読めるようになれば、子どもは本からたくさんのことを勝手に吸収していくことを思い出しました。

それに、仕事で英語を使うことになった時、英語の文書が読めないのは致命的。

 

著者は英語教育においてリーディング力を鍛えることの重要性を一貫して主張していますが、「聞く・話す・書く」をないがしろにしているわけではありません。

本書の良いところは、「読み・書き・聞く・話す」すべてにおいて、子どものレベルにあわせた英語習得方法を具体的に、教材の紹介も合わせて記載してくれている点。

この1冊の本の中に0歳からの英語教育のカリキュラムができあがっているのです。

 

私は以前、『子どもの未来を広げる「おやこえいご」』という本も読みました。

こちらは動画中心の英語教育の本でした。

今回読んだ『世界で活躍する子の英語力の育て方』とどちらが良いかと聞かれれば、私は今回読んだ本の方が好きです。

ただ、『未来を広げる「おやこえいご」』が悪いわけではなく、動画中心よりも読書で英語力を鍛えたいという私の好みの問題です。

 

我が家は娘にWorldwide Kidsを受講させているので、それを軸に、英語の本を娘のレベルに合わせて買い与えていこうかなと思います。

そうすれば、『未来を広げる「おやこえいご」』の動画教育と、『世界で活躍する子の英語力の育て方』のリーディング学習の良いとこ取りができるので。

 

お子さんの英語教育に関心のある方は『未来を広げる「おやこえいご」』と『世界で活躍する子の英語力の育て方』の両方を読むことをおすすめします。

その上で、ご自身の英語教育に関する考え方やお子さんの性格にあわせてどちらを軸にするかを決めると良いと思います。

 

ちなみに、「うちの子はもう小学生だから英語教育は手遅れかな?」と思っている方。

大丈夫です。

『世界で活躍する子の英語力の育て方』には小学生からの英語教育の取り入れ方も紹介されています。

これから子どもに英語を習わせたいと考えている方にとっては読む価値ありの良書です。

 

『子どもの未来を広げる「おやこえいご」』の感想はこちら↓

www.manebanana.work

 

 

世界で活躍する子の<英語力>の育て方

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