マネバナナ

アーリーリタイアを夢見るアラフォーママが好きなことを好きなように書いています

『5歳までにやっておきたい 本当にかしこい脳の育て方』我が子に自ら学べる子になって欲しいと考えるパパ・ママ必見

脳科学者である茂木健一郎先生の『5歳までにやっておきたい 本当にかしこい脳の育て方』を読みました。

 「どんな世の中になってもたくましく生きていけるアタマのよい子に育てる」という帯の言葉が気になって本屋さんで手に取りました。

 

私は娘に自ら学ぶ子になってもらいたいと思っているのですが、娘にそうなってもらうために親の私がするべきことがしっかり書いてありました。

 

内容を紹介します。

 

目次

 

内容

 

「本当にかしこい子の脳は5歳までに完成している」 というのが著者の主張。

本書はこの主張にもとづき、子どもの脳をかしこく育てるために親が子どものためにできる「学ばせ方」「遊ばせ方」などについて具体的に書かれている本。

 

著者が考える「かしこい子」というのは、「自発的に学べる子」のこと。

「自発的に学べる子」というのは脳の土台ができている子ということであり、=「ドーパミンが出やすい脳」を持っている子と考えられる。

 

そのため、親は子どもの脳内でドーパミンが出やすい環境を5歳までにたくさん作ってあげることが大切。

そうすることで、大人になってからも脳からドーパミンが出やすくなり、自分で学べる子になるというのが筆者の考え。

 

では、どうやってドーパミンの出やすい脳をもつ子に育てればよいのか?

難しいことは1つもなく、子育ての基本姿勢は「子どものやりたいようにやらせてあげる」こと。

子どもが何かに夢中になっている時はドーパミンがどばどば出ている状態。

何をしても「初めて」「楽しい」と感じる5歳までの時期にたくさんドーパミンを出すことで、大人になってからもドーパミンが出やすい脳になる。

親は子どもの「初めて」「楽しい」を邪魔をせず見守ることが求められる。

 

その他、ドーパミンを出やすくする子どもの褒め方やおもちゃの選び方、食事についてなど幅広い視点で親の役割が紹介されている。

 

感想

 

「かしこい子」=「自分で学べる子」という著者の考えが、私のイメージする「かしこさ」と1mmもずれることなく一致したので、とてもワクワクしながら読みました。

 

「ドーパミンが出やすい脳をつくる」と聞くと、ものすごく面倒だったり、難しいことを要求されるのかと考えがちですが、本書で紹介されていたことは至ってシンプル。

ずぼらで面倒なことが嫌いな私でもできそうなことばかりでした。

キャラ弁を除いては。

 

本書の内容は非認知能力に関する本に書かれていたことと被ることも多く、分野が違っても、子育ての基本は「子どもが熱中していることを親は静かに見守る」ということなのだと私は理解しました。

 

「子どもには0歳から図鑑を買い与えた方が良い」とか「英語を習得させたければ英語の絵本の読み聞かせをするべき」とか、かしこい脳を作る上での具体例が盛りだくさんの本です。

 

「我が子にはいろいろなことに興味を持ち、自ら学べる子になってもらいたい!」というお考えをお持ちのパパ・ママにおすすめです。

 

5歳までにやっておきたい 本当にかしこい脳の育て方

5歳までにやっておきたい 本当にかしこい脳の育て方

 

 

 

 

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