非認知能力に関する本2冊目。
『非認知能力を育てるあそびのレシピ 0歳~5歳児のあと伸びする力を高める』を読みました。
タイトルに「あそびのレシピ」とあるように、0歳から5歳児が大好きなあそびが満載!
内容をご紹介します。
目次
内容
非認知能力を育てるあそびのレシピが満載の本。
対象は0歳から5歳児。
2部構成で、1部では育児を通して非認知能力を育てる方法が文章で書かれている。
子どものいたずらやしつけなど、多くの親が持つ悩みについて「非認知能力を育てる」ために必要な親の考え方・行動を紹介。
第2章は非認知能力を育てるあそびのレシピ。
掲載されているあそびは大きく分けて
・体を動かすあそび
・自然の中でのあそび
・工作あそび
・なりきりあそび
・絵本の楽しみ方
・大人と一緒にするあそび
の6つ。
それぞれのあそびにどんな意味があるのか、どんな風に子どものあそびを手助けしてあげたら良いのかが書かれている。
感想
この本は0歳から5歳までの子どもが大好きなあそびが満載で、かつ、それらのあそびに親や身近な大人がどうやって関わっていったら良いかが書かれていて、とても参考になりました。
本のタイトルは『非認知能力を育てるあそびのレシピ』となっていますが、書かれているあそびはみなさんも子どもの頃にやったであろう遊びばかりです。
つまり、みんな「非認知能力」なんて言葉を知らなくても、自然と非認知能力を高めていた!ってこと。
じゃあ、「この本を読むメリットはないのか」というと、そうでもないです。
子どもが夢中になってあそんでいる時、つまり、あそびを通して非認知能力を高めている時に、親や周りの大人が邪魔をしてはもったいない!
親や周りの大人はこの本を読んで、子どもが非認知能力を伸ばす機会を奪わないようにしてあげる必要があるのではないかと思います。
それと、子どもと一緒にあそんで、子どもの非認知脳能力を伸ばすお手伝いをするのも親や周りの大人の役目。
絵が多く、文字が少ないので、本を読むのが苦手な人でも大丈夫!
この本を読みながら、「昔こんな遊びしたなー。そうか、私はあのあそびを通して非認知能力を高めていたのか!」と自分の子ども時代を思い出しながら読むと、とても楽しいです。
この本を読んだ後は、娘が最近よくやる、おむつやおしりふきを袋から出してしまうイタズラを見ても、「あら、非認知能力を高めているのね!」と思えるようになりました。
今日は段ボールであそんでいる娘の姿を見て、「頑張って非認知能力高めてね!」と心の中でつぶやいてみたり。
本書を読んで思ったのは、この本に書いてあることに関わらず、子どもが夢中になっているあそびは自然と非認知能力を伸ばすことにつながっているんだろうな、ということ。
非認知能力を伸ばすために何か特別なことをする必要はなく、大人は子どもが夢中になっていることを邪魔しないようにすればよい。
それと、できれば子どもと一緒にあそんで、自己肯定感と非認知能力を高めてあげる。
その2つだけ。
その結果、子どもの非認知能力はぐんぐん高まっていくのではないかと思います。
「非認知能力」なんて聞きなれない言葉が出てきて、何か特別なことをしなければいけないのでは?と思いがちだけど、何も特別なことはなく、子どものあそびを全力で応援してあげればいいのだと思います。
時間に追われる生活をしている大人にとって、それが一番難しいのかもしれないですけどね。
非認知能力を育てる あそびのレシピ 0歳~5歳児のあと伸びする力を高める (こころライブラリー)
- 作者: 大豆生田啓友,大豆生田千夏
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2019/06/27
- メディア: 単行本
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非認知能力を育てる あそびのレシピ 0歳〜5歳児のあと伸びする力を高める (こころライブラリー) [ 大豆生田 啓友 ]
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1冊目に読んだ非認知能力に関する本の紹介はこちら↓