昨日、「子ども・子育て支援支給認定決定通知書」というものが我が家に届きました。
7月から娘は保育園児になります。
そして、私はワーキングマザーに。
ほぼ日記のような内容ですが、私の心の整理のため、文字にしてみようと思います。
「保育園落ちた日本死ね!!!」というブログが話題になって3年4ヶ月。
(あのブログ、はてな匿名ダイアリーだったんですね。はてな仲間でちょっと親近感。)
当時、ブログの反響はものすごいものだったけど、いまだ解決していない日本の保育園問題。
そんななか、我が家は0歳で保育園の入園が決まりました。
これって、ものすごーくすごいことなんですよね?
でも、やっぱりまだ私の気持ちは追いついていません。
以前からお伝えしている通り、私は働きたくない病。(笑)
昨日、市役所から届いた保育園入園の決定通知を見て複雑な気持ちになったのは言うまでもありません。
「ついにこの時が来てしまったか・・・。あーこれで、娘が初めて歩く瞬間も、初めて言葉を話す瞬間も立ち会えない可能性が高くなってしまった・・・。かわいくて仕方のない娘を保育園に預けて私はストレスフルな社会へ戻っていくのか・・・。」と気分はどんより。
お散歩していても、「こうやってのんびりベビーカーを押して歩く時間も無くなってしまうんだな・・・。」と思ったら目がうるうるしてきてしまいました。
(ってか、このブログを書きながらすでに泣いている・・・。)
そんな自分の気持ちを処理しきれなくなって、昨日は子育てサロンに行きました。
生後3ヶ月の終わりにデビューした子育てサロン。
当時は人見知りゆえ、まわりのママさんとお話する余裕がほとんどありませんでした。
でも、子供の月齢が1歳に近づいてくるにつれ、あちこちから保活の話題が出てくるように。
みんな専業主婦だと勝手に思っていたら、実際は育休中のママさんたちばかりでした。
(待機児童問題があるんだから、当たりまえと言えば当たりまえ。)
最近はもっぱら保活や復職、時短家電の話でもちきり。
保育園の入園が決まったことを顔見知りのママさんに報告。
話しているとスタッフさんが「保育園決まったの?」と声をかけてくれました。
やはり、この時期に保育園に入れるのは珍しいことのよう。
当初の私のように、みんな4月に1歳でこどもを保育園に預けようと考えるけど、落選する人続出らしいです。
0歳児に保育園の空きがあるのを見てしまったから、「本当は来年の4月でも余裕で保育園に入れたんじゃ・・・。」と思っていましたが、私が住んでいる地域も待機児童問題は深刻なようです。
実際、昨日発表された私が住む地域の保育園空き状況を確認したら、先月まであった保育園の空きが0になっていました。
もしも私が今回保育園の申し込みをしていなかったら、娘が1歳になる10月も、来年の4月も復帰できなかったかもしれない。
それはそれでやっぱり困る。
働きたくないけど、働かないと生きていけないのが我が家の現実。
いずれ終わる育休なら、少しでも復帰のハードルが低い今の方がいい。
一昨年亡くなった、私がとてもお世話になった上司。
生前、面談のたびに「この会社は子どもを産んでも復帰して働ける会社だから。安心して子どもを産んで。そして長く働いて欲しい。」と言ってくれていました。
きっと私が子どもを産んで復職することを喜んでくれていると思います。
これでよかったんだ。
私が働けば、娘に少しは贅沢させてあげられる。
こどもちゃれんじもWorldwide Kidsも続けられる。
(たぶん。保育料見てびっくりしたけど・・・。)
せっかくつかんだ保育園入園。
私は働きます。
迷いなく、やるからにはきちんと仕事と向き合う。
保育士さん、娘のことよろしくお願いします!
最初はぎゃん泣きするかもしれないけど・・・娘じゃなくて私が。
できれば温かい目で見守ってください。
保育園増やすために頑張って働いてくれている方々ありがとうございます!
おかげで保育園入れました。
でも、まだまだ保育園に子供を預けられなくて苦しんでいる方々がいます。
大変だと思いますが、これからもよろしくお願いします。
最後に。
いま読んでいる本が新米ママの私にとても優しくて「はじめに」を読んで泣いてしまいました。
たぶんママさんみんな泣きます。
古市憲寿さんの『保育園義務教育化』という本。
ちょっと変わり者で毒舌なイメージだった古市さんの印象ががらっと変わりました。
最初の「親が人間だって何歳の時に気づきましたか?」という一文で完全に引き込まれました。
この本はすべての日本人に読んで欲しいです。
安倍総理をはじめとする全政治家の方も、子育て中の方も、お孫さんやひ孫さんがいる方も、子育て世代に厳しい視線を送る方も、保育園建設に反対する方も。
とにかくみんなに読んで欲しいです!!
日本がもっともっと子育てしやすい国になりますように。
命をかけて子どもを産み、一生懸命子どもを育てるママに温かい視線をみんなが送ってくれる、応援してくれる国になりますように。