長澤まさみさん、木村拓哉さんが出演されている映画『マスカレード・ホテル』を観てきました。
『人魚の眠る家』に続き、今回も原作は東野圭吾さん。
予告を見て「おもしろそう!」と思った直観は 裏切られませんでした。
感想を書いていこうと思います。
目次
あらすじ
都内で起きた3件の殺人事件。
手口はばらばらで、一見それぞれの事件に繋がりは見られない。
ただ、各犯行現場には次の事件の現場を示す暗号を書いたメモが置かれていた。
単独の事件に思えたが、このメモから警察は連続殺人事件として捜査することに。
3件目の事件現場に残されていた暗号が示す次の事件現場はホテルコルテシア東京。
そこで、警察官がホテルマンになって潜入捜査を行うことに…。
木村拓哉さん演じる新田刑事は英語が話せるためフロントに配置。
新田刑事は髪はぼさぼさ、髭を生やし、横柄でふてぶてしい態度。
そんな新田刑事の教育係は「ルールはお客様が決めるもの。ホテルマンはお客様のルールに従う。」という優秀なホテルマンである山岸尚美。
山岸尚美を演じるのは長澤まさみさんです。
相反する2人がぶつかりながらも徐々にお互いを理解し、お客様によってホテルで繰り広げられる問題を次々にクリアしていく。
そして、ついに連続殺人事件が…。
犯人は、そして狙われているのは誰なのか?
感想
怪しいお客様がたくさん出てくるので、「誰が犯人だ?絶対当ててやる!!」と思いながら観てきました。
そんななかでも、前半はくすっと笑える部分もあったり。
正直、既に起きている3件の事件の内容が難しくてついていけない部分もありました。
純粋にホテルに来るお客様の中から誰が犯人かを推理して楽しむことはできます。
ただ、犯人と犯行動機を当てるのは難しすぎます。
「犯人を当てるぞ!!」と思わず、ストーリーを楽しむのがおすすめ。
タイトルの『マスカレード・ホテル』ですが、ストーリーの中に出てくるホテルは「コルテシア東京」です。
映画の最中、「どうしてホテルの名前はマスカレードホテルじゃないんだ?」と気になっていました。
映画が終わって「マスカレード」の意味を調べたところ「仮面舞踏会」という意味でした。
劇中、ホテルマンである長澤まさみさんが「お客様は仮面をかぶってホテルに来る。でもホテルマンはその仮面をはがそうとは思わない。」というセリフがありました。
そこからタイトルの『マスカレード・ホテル』となっているようですね。
映画が終わってすぐに、隣の席の若い男性が「もう一回観たい」と連れの方に言っているのが聞こえました。
ストーリーが面白いのは大前提ですが、事件の内容が少し難しいので、私ももう一度細かいところを確認しながら観たいです。
映画を全て観終わってから思い返すと、「あれは伏線だったのか…」と思うものがちらほらあります。
きっと気づいていないだけで他にも伏線があったと思うので、犯人がわかっているうえでもう一度観たいです。
1月18日に公開してから2週間経ちましたが、私が『マスカレード・ホテル』を観た2月2日時点ではまだまだ大盛況でした。
スクリーンに向かって後方の映画が観やすい席はほぼ満席。
前方の席にも人が座っている状態でした。
ちなみに、私は公開してすぐの1月20日にも『マスカレード・ホテル』を観に映画館へ行ったのですが、その時は満席で観れませんでした。
注目度が高い映画のようですね。
『マスカレード・ホテル』を観たい方はお早めに映画館へ!!